2009年4月~6月の度企業年金の平均収益率はプラス7.01%
2009年4月19日のブログ記事「2008年度の企業年金平均収益率は△17.02%と過去最悪」では、格付投資情報センター調査の2008年度第4四半期および年度の運用状況についてお伝えしましたが、先日、2009年度第1四半期の運用状況に関する資料が公表されました。
これによれば、厚生年金基金、企業年金基金、税制適格年金等の2009年度第1四半期(2009年4~6月)の時間加重収益率の平均は、生保一般勘定を含む資産全体でプラス7.01%となり、1年ぶりのプラスとなりました。2008年度通算の各資産の騰落率は以下のような状態となっており、国内外株式の大幅上昇が大きな原動力となっています。。
国内株 プラス20.08%
外国株 プラス18.01%
国内債 プラス0.65%
外国債 プラス1.41%
金融危機はまだまだ先行き不透明な状況にありますが、企業年金の世界においては久し振りに明るいニュースとなりました。
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関連blog記事
2009年7月3日「平成20年度に適年制度を解約した企業の33.0%が中退共を選択」
https://roumu.com
/archives/51581166.html
2009年6月25日「平成20年度末で25,441件の契約が残る適格退職年金」
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/archives/51576044.html
2009年5月31日「平成20年9月末時点で約30,000件の契約が残る適格退職年金」
https://roumu.com
/archives/51561381.html
2009年5月20日「平成20年度も低水準に止まった適年制度から中退共への引継ぎ」
https://roumu.com
/archives/51555470.html
2009年4月19日「2008年度の企業年金平均収益率は△17.02%と過去最悪」
https://roumu.com
/archives/51536156.html
参考リンク
格付投資情報センター「2009年度第1四半期は7.01%、4四半期ぶりのプラス 金融不安後退・景気回復期待から、内外株が大幅上昇」
http://www.r-i.co.jp/jpn/news_topics/detail_pension/2009/jn0907.pdf
(大津章敬)
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