日本経団連調査の大企業冬季一時金の第二回集計結果は△16.36%の754,994円
2009年11月2日のブログ記事「日本経団連調査の大企業冬季一時金の第一回集計結果は△15.91%の747,282円」では、日本経団連による冬季賞与の調査結果を取り上げましたが、先日、その第2回集計結果(2009年11月20日現在)が公表されました。そこで本日はその結果について取り上げることとしましょう。
この調査の対象は主要21業種・大手253社で、東証一部上場、従業員500人以上が原則。今回の集計では妥結し、平均額が判明している113社の集計結果となっています。これによれば今冬の大手企業のボーナスの平均妥結額は754,994円という結果(画像はクリックして拡大)となりました。昨年同季の実績は901,953円でしたので、△16.36%の大幅減。特に製造業は落ち込みが大きく、△18.71%の747,471円となっています。各種統計においては指標の改善傾向が見られるものの企業業績回復の足取りは重く、冬季賞与についても厳しい結果が予想されます。
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2009年11月15日「都内民間労組の冬季賞与の平均妥結額は684,863円(対前年比11.71%減)」
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2009年11月2日「日本経団連調査の大企業冬季一時金の第一回集計結果は△15.91%の747,282円」
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2009年8月15日「日本経団連調査の大企業夏季一時金の最終集計結果は1959年の調査開始以来最大の落ち込み」
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2009年7月29日「都内労働組合の夏季賞与 最終集計結果は671,606円と前年比13.25%の大幅減」
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2009年7月8日「連合調査の夏季一時金 第5回回答集計の平均回答額は前期実績より11.9%減の619,031円」
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参考リンク
日本経団連「2009年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(第2回集計:2009年11月20日現在)」
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2009/102.pdf
(大津章敬)
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