7月の求人広告掲載件数は対前年比+24.6%の大幅増
先日、社団法人全国求人情報協会より「求人広告掲載件数等集計結果(平成23年7月分)」が公表されました。これは同協会の会員社が発行している求人メディアに掲載された求人広告の件数を集計したものですが、これによれば、7月の求人メディア全体の広告掲載件数は481,702件で前年同月比+24.6%の大幅増となりました。これをメディア別に見ると、有料求人情報誌55,819件(+18.7%)、フリーペーパー162,360件(+26.4%)、折込求人紙81,840件(+45.0%)、求人サイト181,683件(+17.4%)といずれも順調に伸びていますが、中でも折込の回復が著しい結果となっています。
リーマンショック後、大幅に落ち込んだ求人ニーズですが、求人広告計算件数も平成22年4月に前年比プラスに転換してからは一貫して前年比プラスが継続しており、またその数値も高いものになっています。なお震災の影響は3月~4月の東北・関東で見られた程度で、その後は全国的に堅調な伸びを見せています。中でも関東甲信越(34.2%)と近畿(35.3%)の7月の伸びは大きく、大都市圏を中心に今後は再び人材採用難の時代が訪れるかも知れません。
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2010年10月2日「厳しさを増す高校生の求人 来春卒業者の求人倍率は前年比△0.04ポイントの0.67倍」
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参考リンク
社団法人全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果(平成23年 7月分)」
http://www.zenkyukyo.or.jp/shiryou/press/index.html
(大津章敬)
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