改正労働契約法が公布 改正労働者派遣法は10月1日施行で決定

改正労働契約法が公布 先日、衆議院・参議院で成立し、公布が待たれていた改正労働契約法ですが、今日の官報で公告が行われました。今回の改正労働契約法のポイントは以下の3つとなっています。
有期労働契約の期間の定めのない労働契約への転換
有期労働契約の更新等(「雇止め法理」の制定法化)
期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止

 なお、については本日から施行、の施行日は政令で今日から起算して1年を超えない範囲内で政令定められることになっています。

 その他、施行日の確定が待たれていた改正労働者派遣法の施行日についても公告され、多くの内容が平成24年10月1日施行に、労働契約申込みみなし制度については平成27年10月1日施行になることが確定しました。当ブログでは改正労働者派遣法の特集を先日より開始していますので、その詳細ポイントは以下でご確認ください。
2012年8月8日「[改正派遣法(2)]早急な対策が求められるグループ内企業派遣の規制強化」
https://roumu.com
/archives/51946490.html

2012年8月6日「[改正派遣法(1)]日雇派遣の原則禁止と例外となる労働者」
https://roumu.com
/archives/51946238.html


参考リンク
官報目次平成24年8月10日
http://kanpou.npb.go.jp/20120810/20120810h05861/20120810h058610000f.html

(宮武貴美)

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