経団連の2014年中小企業賃上げ調査 最終集計結果は4,416円(1.76%)とベア効果は限定的
2014年7月3日のブログ記事「経団連の2014年大手企業賃上げ調査 最終集計結果はベア効果で前年比大幅増の7,370円(2.28%)」では、今春の大企業の賃上げおよびベアの状況を取り上げましたが、先日、同じく経団連より中小企業の最終集計が公表されました。今回の調査は、原則として従業員数500人未満の17業種741社で、妥結し、集計可能な477社について集計したもの。
これによれば今春の中小企業の昇給平均は総平均で4,416円(アップ率1.76%)という結果になりました。昨年の実績は4,085円(1.63%)でしたので、中小企業においてのベアは限定的であったことが分かります。なお、業種別で見ると製造業平均は4,704円(1.84%)、非製造業平均は3,725円(1.56%)という結果になっています。
関連blog記事
2014年7月30日「厚生労働省調査の今春の昇給平均妥結額は6,711円(前年比1,233円のプラス)」
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2014年7月22日「都内労働組合の2014年賃上げ平均妥結額は6,425円、ベア実施企業は45.7%」
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2014年7月3日「経団連の2014年大手企業賃上げ調査 最終集計結果はベア効果で前年比大幅増の7,370円(2.28%)」
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参考リンク
経団連「2014年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果(最終集計)」
https://www.keidanren.or.jp/policy/2014/069.pdf
(大津章敬)
http://blog.livedoor.jp/otsuakinori/
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