経団連 採用選考に関する指針を再度改定し、選考活動解禁を2ヶ月前倒し

経団連 採用選考に関する指針を再度改定 昨年は就職活動の早期化への対応として、日本経済団体連合会は「採用選考に関する指針」を改定し、選考活動の開始日を「卒業・修了年度の6月1日以降」としました。しかし、結果的にはこの指針を守らない企業が続出したことで結果的には就職活動期間が長期化し、学生、企業、大学のいずれにとっても「損をした結果」となりました。

 そこで経団連は2015年12月7日に再度、指針を以下のとおり改定しました。
広報活動
 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
選考活動
 卒業・修了年度の6月1日以降
採用内定日
 正式な内定日は、卒業・修了年度の10月1日以降

 2年連続の改定で混乱が増していますが、広報活動の開始となる3月1日は変更されていないことから、短期的には大きな影響はないのかも知れません。超買い手市場が続いているだけに、新卒採用についてはしっかりとした対策を行い、本番に臨みたいものです。


関連blog記事
2014年10月6日「経団連 採用選考時期後ろ倒しに係る「採用選考に関する指針」の手引きを改定」
https://roumu.com
/archives/52050908.html

2013年9月18日「新卒採用の選考活動の開始は卒業・修了年度の8月1日スタートへ」
https://roumu.com
/archives/52009195.html

参考リンク
経団連「採用選考に関する指針(2015年12月7日改定)」
http://www.keidanren.or.jp/policy/2015/112.html

(大津章敬)

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