企業年金

リスク資産の割合が高まる家計資産の残高

 退職給付制度改革の中で確定拠出年金制度が議題に挙がる際、必ず聞かれるのが「当社の従業員に自己責任による投資をさせるなんて無理だ」という声です。この意見が、同制度の導入を阻害する1つの大きな理由ですが、統計データから見て […]

本格的導入が始まった確定給付企業年金制度

 先日、企業年金連合会「平成18年7月1日現在の企業年金の現況」という資料が発表されました。これは厚生年金基金、確定給付企業年および確定拠出年金の導入状況がまとめられたものですが、以下でその主要データをご紹介しましょう。 […]

適年から中退共への引継申出 4月末時点で9,281所・268,889人

 中退共より、平成18年4月末現在の適格退職年金制度から中退共制度への引継申出件数データが発表されました。それによれば4月単月では280所・8,994人となりました。年度に合わせて制度改定を行なう事業所が多いであろうとい […]

適格退職年金は前年比7,700件減少も、資産残高は0.5%増加

 先週、社団法人生命保険協会より「企業年金の受託概況(平成18年3月末現在、速報値)」という資料が発表になりました。これによれば平成18年3月末時点の企業年金の資産残高は、対前年比10兆4,844 億円(13.6%)増の […]

遅れる中退共加入企業における適年廃止問題の対応

 先日、中退共より「中小企業退職金共済制度加入企業における退職年金制度等の実態に関する調査結果の概要」という資料が発表されました。これは中退共に加入している共済契約者(事業主)の中から抽出をした10,000社を対象に、郵 […]

中退共の平成18年度付加退職金および引渡金額早見表が確定

 中退共では、実際の運用利回りが予定運用利回りを上回った場合に基本退職金に上積みして付加退職金が給付されますが、その算定にあたっては、金利の状況等に応じて毎年度、厚生労働大臣がその支給率を定めています。3月31日にこの「 […]

適年から中退共への引継申出 1月末時点で3,449所・107,377人

 中退共より、平成18年1月末現在の適格退職年金制度から中退共制度への引継申出件数データが発表されました。上限撤廃後の10ヶ月間で3,449所・107,377人と10万人を突破しました。これで平成14年にこの制度が始まっ […]

適年から中退共への引継申出 12月末時点で3,176所・98,350人

 中退共より、平成17年12月末現在の適格退職年金制度から中退共制度への引継申出件数データが発表されました。上限撤廃後の9ヶ月間で3,176所・98,350人となっています。半年経過時点で2,079所・63,790人とな […]

確定拠出年金制度における60歳受給要件はデメリットなのか

 最近も適格退職年金制度の廃止に伴う制度移管のご相談を多く受けています。中小企業の場合には、中退共、確定拠出年金、規約型企業年金、単純解約の4つが基本的な選択肢になりますが、やはりファーストチョイスは中退共であると考えて […]

適年から中退共への引継申出 上限撤廃後半年で2,079所・63,790人

 中退共より、平成17年9月末現在の適格退職年金制度から中退共制度への引継申出件数データが発表されました。上限撤廃後の半年間で2,079所・63,790人となっています。1ヶ月前の数値は1,741所・53,779人でした […]