増加を続ける個別労働紛争解決制度の利用
先日、厚生労働省より「平成18年度個別労働紛争解決制度施行状況」の集計結果が発表されました。2007年5月21日のblog記事「前年比2桁の伸びを見せる労働相談件数」では、東京都の集計をご紹介しましたが、今回は厚生労働省による全国約300ヵ所の総合労働相談コーナーに寄せられた相談等の集計です。これによれば、助言・指導申出受付件数こそ前年比で減少していますが、それ以外の相談件数等はすべて増加していることが分かります。
総合労働相談件数:946,012件(前年比4.2%増)
民事上の個別労働紛争相談件数:187,387件(前年比6.2%増)
助言・指導申出受付件数:5,761件(前年比9.5%減)
あっせん申請受理件数:6,924件(前年比0.5%増)
関連blog記事
2007年5月21日「前年比2桁の伸びを見せる労働相談件数」
https://roumu.com
/archives/50974155.html
2006年12月27日「労働組合への浸透が遅れる労働審判制度」
https://roumu.com
/archives/50833598.html
2006年12月25日「増加を続ける個別労働紛争と求められる企業の対応」
https://roumu.com
/archives/50832401.html
参考リンク
厚生労働省「平成18年度個別労働紛争解決制度施行状況」
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/05/h0525-1.html
(大津章敬)
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