2009年7月~9月の度企業年金の平均収益率はプラス1.66%
2009年7月27日のブログ記事「2009年4月~6月の度企業年金の平均収益率はプラス7.01%」では、格付投資情報センター調査の2008年度第1四半期の運用状況についてお伝えしましたが、先日、2009年度第2四半期の運用状況に関する資料が公表されました。
これによれば、厚生年金基金、企業年金基金、税制適格年金等の2009年度第2四半期(2009年7~9月)の時間加重収益率の平均は、生保一般勘定を含む資産全体でプラス1.66%となり、第1四半期のプラス7.01%には届かなかったものの、外国株式の大幅上昇によりプラスを確保しました。2009年度第2四半期の各資産の騰落率は以下のような状態となっています。
国内株 マイナス1.40%
外国株 プラス10.40%
国内債 プラス0.89%
外国債 マイナス2.44%
国内株式は第一四半期にプラス20.08%の大幅上昇となり、全体のパフォーマンスを牽引していましたが、第2四半期においてはその反動か失速しています。
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関連blog記事
2009年7月27日「2009年4月~6月の度企業年金の平均収益率はプラス7.01%」
https://roumu.com
/archives/51593126.html
2009年7月3日「平成20年度に適年制度を解約した企業の33.0%が中退共を選択」
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/archives/51581166.html
2009年6月25日「平成20年度末で25,441件の契約が残る適格退職年金」
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2009年5月31日「平成20年9月末時点で約30,000件の契約が残る適格退職年金」
https://roumu.com
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2009年5月20日「平成20年度も低水準に止まった適年制度から中退共への引継ぎ」
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/archives/51555470.html
2009年4月19日「2008年度の企業年金平均収益率は△17.02%と過去最悪」
https://roumu.com
/archives/51536156.html
参考リンク
格付投資情報センター「2009年度第2四半期はプラス1.66%、外国株上昇がけん引」
http://www.r-i.co.jp/jpn/news_topics/detail_pension/2009/ri0910.pdf
(大津章敬)
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