中国進出企業が押さえておきたい「中国社会保険法」の影響と対策セミナー パソナ様主催で開催(東京・大阪)

「中国社会保険法」影響と対策セミナー 弊社シニアコンサルタントの清原学が8月3日に大阪、翌4日に東京でパソナ様主催セミナーの講師を務めます。どなたでも参加できるオープンセミナーですので、多くのみなさまのご参加をお待ちしております。


社会保険料二重負担で、日本企業に大打撃!?
中国進出企業が押さえておきたい「中国社会保険法」の影響と対策
~実施細則、社会保障協定の進捗など現地コンサルが最新情報を報告~


 2011年7月1日、中国では社会保険制度の改革の推進を目指した包括的な法律である「中華人民共和国社会保険法」が施行されました。本法では中国で就労する外国人にも加入義務があるものと定められており、中国進出企業が今後の経営戦略を検討する際には、現地法人のコスト増となる本法についての十分な理解と対応が必要となります。

 厚生労働省の試算によれば総額約580億円もの二重払いが、日系企業全体で発生するという見解があります。そこで、本セミナーでは、中国の社会保険制度を理解するとともに、施行より1ヶ月が経過した後に中国進出企業が押さえておくべきポイントを整理し、実施細則や日中二国間協定の進捗など最新情報をご提供いたします。ご都合お繰り合わせの上、是非ご参加下さい。 

[セミナー概要]
日時および会場:
【大阪】2011年 8月3日(水)阪急ターミナルビル 17F(梅田)
【東京】2011年 8月4日(木)パソナグループ統合拠点(大手町)
第1部 講 演 15:30~17:30 (開場15:00)
第2部 懇親会 17:30~18:30
※第2部につきましては、軽食・ドリンクをご用意させて頂いております。別途設けております、懇親会スペースに会場を移し、お食事を召し上がりながら、講師との個別相談・ご来場の皆様同士の意見交換の場とさせて頂きます。

内容:
賃上げ圧力における中国の所得政策と社会的背景
 2010年5月、広東省に端を発した従業員によるストライキは中国全国の企業に波及し、未だ収まる様相が見られません。賃上げを目的としたこのストライキの背景には、中国が抱えるインフレ経済や、中国政府の所得政策の舵取りにも大きな影響を与えていますので、中国社会が抱える課題と今後の社会政策から、企業に与える影響を中心にお伝えします。
中国の社会保険制度について~中国社会保険法の骨子とポイント
 2011年7月から施行されている中国社会保険法。なぜ今、この法律が施行されることになったのか?中国の社会保険制度の背景や仕組みを熟知した講師が、現在の中国の社会保険や社会保障制度が抱える問題点を軸にしながら、中国社会保険法の狙いを読み解きながら、制度の理解を深めます。
中国進出企業への影響は?~押さえるべきポイントと対応策
 中国社会保険法の施行に伴い日本人駐在員や本社の懸念事項は、どのように外国人へ適用されるかに尽きるのではないでしょうか。そこで、中国社会保険法が公布されてからの中国政府の動き、進出日系企業の対策等、最新の情報を交えながら、具体的なポイントをお伝えします。 

講 師:株式会社名南経営 人事労務コンサルティング事業部 海外人事労務チーム
 シニアコンサルタント(中国担当) 清原学(上海在住)
定 員:東京100名、大阪70名
参加費:5,000円(税込)

[詳細およびお申込み]
 本セミナーの詳細およびお申込みは以下よりお願いします。
http://www.pasona.co.jp/event/110706.html


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(大津章敬)

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