中国との社会保障協定が実質合意

中国との社会保障協定が実質合意 昨日(2018年1月28日)、日中両国政府は、日中社会保障協定について実質合意に至りました。今後、両国は、協定案文の確定等、必要な作業及び調整を行い、協定の早期署名を目指することになります。

 今後、この協定が締結されれば、派遣期間が5年以内の一時派遣被用者等は、原則として、派遣元国の年金制度及び医療保険制度等にのみ加入することになるほか、両国での保険期間を通算してそれぞれの国における年金の受給権を確立できることとなります。駐在員が多い中国ですので、その発行が待たれます。


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参考リンク
厚生労働省「日中社会保障協定(仮称)交渉における実質合意」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000192138.html

(大津章敬)

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