労働保険

賃金集計に注意が必要となる令和5年度の労働保険の年度更新とその情報

 労働保険料は、年度当初に概算で申告・納付し、翌年度の当初に確定申告の上、精算することになっています。そのため、事業主は、前年度の確定保険料と当年度の概算保険料を併せて申告・納付する必要があります(労働保険の年度更新)。 […]

新型コロナが5類感染症に位置付けられた後の労災保険の取扱い

 新型コロナウイルス感染症(以下、「新型コロナ」という)は、5月8日から感染症法上の5類感染症に位置付けられる予定になっています。今回、5類感染症に位置付けられた後に、業務に起因して新型コロナに感染したものであると認めら […]

コロナの全数把握見直しにより簡素化された労災請求時の証明取扱い

 先日(2022年9月2日)、厚生労働省労働基準局補償課長は、基補発0902第1号「新型コロナウイルス感染症に係る労災保険請求における臨時的な取扱いについて」を発出しました。  新型コロナウイルス感染症に関しては、先日、 […]

令和3年度に大幅増加した精神障害にかかる労災請求件数

 職場におけるメンタルヘルスケアの重要性については誰もが理解しているところですが、現実には年々、問題は深刻化しているというのが実態ではないかと思われます。今回は先日、厚生労働省が公表した令和3年度「過労死等の労災補償状況 […]

新型コロナの後遺症に関する労災の取扱いが明確に

 厚生労働省は、令和4年5月12日に、新型コロナの罹患後症状の労災補償の取扱いに関する通達を発出しました。これは、「新型コロナウイルス感染症診療の手引き 別冊罹患後症状のマネジメント(第1版)」が取りまとめられたことを踏 […]

2022年度の年度更新における雇用保険の概算保険料額の算出方法

 2022年4月1日の記事「2022年度の雇用保険料率 法案どおりで正式に決定」で取り上げたとおり、2022年度の雇用保険料率は年度途中で変更となる例年にない対応となりました。この年度途中の雇用保険料率の変更は、10月に […]

労働保険の年度更新のリーフレット公開 & 概算保険料の計算方法

 2022年4月1日の記事「2022年度の雇用保険料率 法案どおりで正式に決定」で取り上げたように、今年度の雇用保険料率は4月1日~9月30日の上期と10月1日~2023年3月31日の下期に分けて変更されることになりまし […]

2022年度の年度更新は概算保険料を前後半に分けて計算することになる予定

 2022年2月2日の記事「雇用保険料率の見直し等が盛り込まれた雇用保険法等改正案が国会に提出」で取り上げたように、2022年度は雇用保険料率が前半(2022年4月1日から9月30日)と後半(2022年10月1日から20 […]

脳・心臓疾患の労災認定基準(いわゆる「過労死認定基準」)が20年振りに改定

 昨日(2021年9月14日)、厚生労働省は、脳・心臓疾患の労災認定基準を改正し、「血管病変等を著しく増悪させる業務による脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準」として、厚生労働省労働基準局長から都道府県労働局長宛てに通 […]

9月1日より新たに自転車配達員やITフリーランスが労災保険の特別加入の対象になります

 2021年7月21日の記事「自転車配達員やITフリーランスも対象となる労災保険の特別加入制度」で取り上げたように、9月1日より労災保険の特別加入の範囲に新たに追加されます。対象者として追加される人は、「自転車を使用して […]