社会保険・労働保険

健康保険の被扶養者の年収要件 19歳以上23歳未満は10月から150万円に拡大

 健康保険では、一定の家族は「被扶養者」として、病気やケガ、出産の際に保険給付を受けられることになっています。この被扶養者として扶養認定を受けるためには、定められた要件を満たす必要があります。今回、2025年度税制改正に […]

協会けんぽの資格確認書の発送スケジュールと問い合わせ先

 2025年7月3日の記事「協会けんぽ 12月2日以降利用の資格確認書を従業員の自宅へ7月以降送付」では、協会けんぽの資格確認書の送付について取り上げました。 愛知支部や大阪支部では、7月の終わりから送付が始まっており、 […]

2026年1月導入に向けて進む協会けんぽの給付関係の電子申請開発

 企業が行う社会保険関連手続きでは、書面での申請から、電子申請へと切り替わってきており、その利用率は高まっています。一方で、従業員が請求する傷病手当金等の給付関係の手続きは、電子申請の整備が遅れており、依然、書面での手続 […]

8月1日より変更となる雇用保険の基本手当日額の上限額等

 雇用保険では、離職者の退職前の賃金に基づいて基本手当日額を算定して、基本手当の額を決定する仕組みになっています。この賃金日額については上限額と下限額が設定されており、毎月勤労統計の平均定期給与額の増減により、その額が変 […]

10月から変わる19歳以上23歳未満の健康保険の被扶養者に係る認定

 2025年5月20日の記事「学生アルバイトの社会保険の扶養基準年収150万円まで拡大へ」で方向性の検討とされていた、19歳以上23歳未満の人の健康保険の認定対象者の年間収入について、現状、年間収入に係る認定要件の額が現 […]

10月1日から施行される雇用保険の新しい給付「教育訓練休暇給付」

 2024年5月に成立した雇用保険法等の一部を改正する法律(令和6年法律第26号)に関しては、2025年4月以降段階的に施行されていますが、その中の一つとして10月1日より教育訓練休暇給付金が創設されます。  これは、従 […]

遂に1,000件を突破した精神障害にかかる労災支給決定件数

 先週、厚生労働省は、令和6年度の「過労死等の労災補償状況」結果を公表しました。業務災害に係る脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況は例年大きく変わりませんので、ここでは、精神障害に関する事案の労災補償状況について見てい […]

協会けんぽ 12月2日以降利用の資格確認書を従業員の自宅へ7月以降送付

 2025年12月2日以降、現在医療機関等の窓口に提示して保険診療を受けている健康保険証は、使用できなくなります。今後は健康保険証として利用登録したマイナンバーカード(マイナ保険証)を利用して医療機関等を受診することにな […]

最大75万円支給 キャリアアップ助成金の「短時間労働者労働時間延長支援コース」

 税制改正、年金制度改正により、年収の壁への意識が高まっています。そのような中、キャリアアップ助成金の一部が変更され、「短時間労働者労働時間延長支援コース」が創設されました。 このコースは、労働者を新たに社会保険に加入さ […]

[年金改正法案⑤]厚生年金保険の標準報酬月額上限額 75万円まで引き上げ予定

 社会保険では、保険料の算出や傷病手当金等の給付・年金額の計算に標準報酬月額が用いられています。その標準報酬月額は現在、健康保険は第1級の5万8千円から第50級の139万円までの全50等級に区分されており、厚生年金保険は […]