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2025年4月以降の高年齢雇用継続給付の支給率が公表に

 高齢者雇用において重要な仕組みの一つである雇用保険の高年齢雇用継続給付。この支給率が2025年4月1日以降に60歳に達した方から最大10%(現在は15%)に引き下げられます。
 
 60歳定年後、継続雇用の賃金額を提示する際、高年齢雇用継続給付の支給見込み額も伝えている企業が多いのではないでしょうか。その際に利用する支給率早見表が先日公表されました。4月まで半年を切っていますので、対象者との面談もそろそろ行う時期ではないかと思いますので、是非ご活用ください。
https://roumu.com/archives/124953.html


関連記事
2024年11月8日「令和7年4月1日から高年齢雇用継続給付の支給率を変更します」
https://roumu.com/archives/124953.html

参考リンク
厚生労働省「令和7年4月1日から高年齢雇用継続給付の支給率を変更します」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000160564_00043.html

(大津章敬)

メンター制度導入・ロールモデル紹介・地域ネットワークへの参加マニュアル・事例集

タイトル:メンター制度導入・ロールモデル紹介・地域ネットワークへの参加マニュアル・事例集

発行者:厚生労働省
発行時期:2024年3月
ページ数:94ページ
概要:女性社員の活躍を促進するための有効な方法とされている「メンター制度」および「ロールモデルとなる人材の育成」を社内に導入し、展開していくためのマニュアル

Downloadはこちらから(3.8 MB)
https://roumu.com/pdf/20241842.pdf


参考リンク
厚生労働省「女性活躍推進法特集ページ(えるぼし認定・プラチナえるぼし認定)」

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html

(豊田幸恵)

概要が見えてきた労働時間法制見直しの方向性

 労働基準法等の改正に向けて、今年1月より開催されている労働基準関係法制研究会ですが、2024年11月12日に開催された第14回では「議論のたたき台」の資料が取りまとめられ、公開されました。

 今後、この内容に基づき議論が進められ、年度内には報告書が出されると言われています。労働基準法における労働者、事業の概念、そして労使コミュニケーションの在り方についてはまだ課題整理の途中という印象を受けますが、労働時間法制に関しては以下のように具体的な検討事項が示されています。
1 最長労働時間規制(実労働時間規制)
(1)時間外・休日労働時間の上限規制
(2)企業による労働時間の情報開示
(3)テレワーク等の柔軟な働き方
 ※フレックスタイム制へのコアデイの設定など
(4)法定労働時間週44時間の特例措置
 ※特例措置撤廃に向けた検討
(5)実労働時間規制が適用されない労働者に対する措置
 ※管理監督者等に対する健康・福祉確保措置の実施
2 労働からの解放の規制
(1)休憩
(2)休日
 ※13 日を超える連続勤務の禁止
 ※法定休日の特定
(3)勤務間インターバル
 ※抜本的な導入促進と法規制の強化の検討
(4)年次有給休暇
 ※育休復帰時などの時季指定の問題の改善
 ※通常支払賃金方式の原則化
3 割増賃金規制
(1)割増賃金の趣旨・目的等
(2)副業・兼業の場合の割増賃金
 ※通算ルールの撤廃

 労働時間法制に関しては、このように具体的な内容が示されていますが、今後の注目は労使コミュニケーションなどとなるでしょう。厚生労働省が言うところの40年振りの労働基準法改正の方向性に注目していきましょう。


参考リンク
厚生労働省「労働基準関係法制研究会 第14回資料(2024/11/12)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45355.html

(大津章敬)

求人掲載時の営業電話のトラブルにご注意ください

タイトル:求人掲載時の営業電話のトラブルにご注意ください

発行者:厚生労働省
発行時期:2024年6月
ページ数:1ページ
概要:ハローワークへ求人を提出される事業主へ、求人広告に関するトラブルへの注意喚起を行うリーフレット

Downloadはこちらから(270KB)
https://roumu.com/pdf/20241541.pdf


参考リンク
ハローワークインターネットサービス「求人広告掲載時のトラブルについて(無料掲載後の高額請求など)」
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/news/invitation_caution.html

(豊田幸恵)

労基旬報 2024年11月15日号「適用拡大の対象となる要件」

弊社特定社会保険労務士の宮武貴美が「社会保険適用拡大 企業が対応すべきツボ」のタイトルで連載を行っている「労基旬報」の11月15日号が刊行されました。

連載第4回となる今回は「特定適用事業所に該当したときの手続き」というテーマで執筆しております。ぜひご覧下さい。


参考リンク
株式会社労働実務「労基旬報」
https://roukijp.jp/?cat=37

(豊田幸恵)

従業員1人あたりの研修費用総額は3年連続増加-新入社員教育やキャリアデザイン・ライフプラン教育等に重点

従業員1人あたりの研修費用総額は3年連続増加-新入社員教育やキャリアデザイン・ライフプラン教育等に重点

 コロナ禍に落ち込んだ企業の教育研修費用が回復しています。人的資本経営が重要視され、DX教育の強化などに取り組む企業が増えるなど、従業員の能力開発に大きな注目が集まっていますが、今回は産労総合研究所が行った「2024年度(第48回) 教育研修費用の実態調査」から、今後の教育研修に関する企業の意向についての結果を取り上げて見ていきましょう。なお、この調査は2024年6~7月に、上場企業および同社会員企業から任意抽出した約3,000社を対象に行われ、今回の結果はそのうち169社から回答を得たものとなっています。

調査結果の概要は以下のとおりです。


(1)従業員一人あたりの研修費用の推移 
 教育研修費用の総額を回答企業の正規従業員数で割った「従業員1人あたり研修費用」の2023年度実績額の平均は34,606円で、大きな減額となったコロナ禍の2020年以降、連続での増加となり、コロナ前の水準(2019年度 35,628円)にほぼ回復。規模別では、大企業41,050円(前回調査34,730円)、中堅企業32,268円(同31,326円)、中小企業31,087円(同30,636円)とすべての規模で増加している。

(2)教育研修費用総額の今後(1~3年)の方向性
 今後(1~3年)の教育研修費用総額について、「かなり増加する見込み」という企業は8.9%、「やや増加する見込み」が50.6%で、合わせて59.5%と昨年に続き「増加」見込みが約6割に上った。これは、過去10年ほどで最も高い増加傾向となった昨年調査結果とほぼ同水準だった。
 「増加」見込みとした企業の理由をみると、「人的資本への投資」や「DX教育の強化」を進めるため、また、「新規研修の実施」や「社員のスキル・知識の向上」のために投資を増やす予定といった内容があがっていた。

(3)2024年度(今年度)重点的に取り組む教育研修
  最も多かったのが「新入社員教育」、次いで「中堅社員教育」(階層別教育)などと続き、概ね前年度と同じ結果となったが、今年初めて上位10項目入りしたのが「キャリアデザイン・ライフプラン教育(17%で5位)」だった。また、技術・技能者教育も昨年の11.1%(10位)から13.7%(8位)と割合・順位ともに上昇していた。


 政府も推し進める人的資本経営を重視する企業が増加し、そうした企業において研修・教育体制の整備が進められています。今回の調査でも、今後研修費用を「増加」すると回答した企業がおよそ6割となっていますが、この人的資本への投資の流れは、今後さらに大きくなっていくことが予想されます。


参考リンク
産労総合研究所「2024年度(第48回) 教育研修費用の実態調査 結果(2024/10/9)」
https://www.e-sanro.net/share/pdf/research/pr_2410.pdf

(菊地利永子)

日経ヘルスケア 2024年11月号「台風接近日の出勤に危険手当求められた 支払うべきか?基準や金額の設定は?」

 弊社コンサルタントの服部英治が「医療・介護経営者のための人事・労務入門」という連載を行っております、日経ヘルスケアの2024年11月号が発売になりました。今月は「台風接近日の出勤に危険手当求められた 支払うべきか?基準や金額の設定は?」というタイトルで危険手当の支払いについて説明をしています。

  なお、今回の記事で注意する3つのポイントは以下のとおりです。詳細は是非、誌面でご覧下さい。

 抽象的な危険だけで支給しない
 どのような趣旨による手当なのか職員に説明する
 人件費の増加に注意しつつ、日額または月額で対応する


参考リンク
日経ヘルスケア
http://medical.nikkeibp.co.jp/all/info/mag/nhc/

(松岡由依)

2025年卒採用充足率は70% 現行スケジュール下で過去最低

2025年卒採用充足率は70% 現行スケジュール下で過去最低

 マイナビが実施した「マイナビ2025年卒 企業新卒内定状況調査」(【調査期間】2024年9月6日(金)~2024年10月4日(金) 【調査対象】 「HUMAN CAPITALサポネット」会員および新卒採用実績のある企業【有効回答数】1,616社 (上場126社、非上場1,490社|製造588社、非製造1028社))が公開されました。

 2025年卒の採用充足率(内定者数/募集人数)等に関する最新の調査の結果によると、2025卒の採用充足率は70.0%(前年比5.8pt減)で3年連続の減少となり、現行の採用スケジュールになった2017年卒以降、同時期の調査で過去最低を記録したということです。内定者満足度に関しても「質・量とも満足」の割合は22.5%で、過去最低となった前年(2024年卒)の割合と同水準となっているなど、依然として厳しい採用市場の状況が浮き彫りになりました。

●「採用充足率」と「内定者満足度」の年次推移
 採用充足率(内定者満足度:質・量ともに満足と回答した企業の割合)
 2025年卒 70.0%(22.5%)
 2024年卒 75.8%(22.4%)
 2023年卒 81.3%(26.2%)
 2022年卒 83.6%(36.5%)
 2021年卒 82.3%(37.6%)

 採用活動が厳しかった理由として、「母集団の確保(81.3%)」が3年連続で増加し8割を超えるなど、母集団形成で苦戦を強いられている企業が非常に多くなってきています。

 また、同調査によると、約3割の企業で2024年新卒入社社員の退職が発生し、2020年入社の4年目社員の5割以上が退職したという企業が2割近くに上ったという結果も出ていました。

●卒業年次別・新入社員の現在の退職状況
(2024年9月~10月の調査時点で退職者がいると回答した企業の割合)

 24年卒新入社員 ・・・ 28.1%
 23年卒新入社員 ・・・ 48.8%
 22年卒新入社員 ・・・ 59.4%
 21年卒新入社員 ・・・ 66.8%
 20年卒新入社員 ・・・ 68.0%

 採用の状況が厳しくなってきているだけに、せっかく採用した新卒社員の早期離職の痛手は、より大きいものになるでしょう。改めて、採用・定着への取組がさらに重要性を増していることが見て取れる結果となりました。


参考リンク
マイナビ キャリアリサーチLab「2025年卒企業新卒内定状況調査(2024/11/7)」
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20241107_87889/

(菊地利永子)

マイナンバーカードの更新手続

タイトル:マイナンバーカードの更新手続

発行者:総務省・地方公共団体情報システム機構
発行時期:2024年2月
ページ数:2ページ
概要:マイナンバーカードの有効期限と更新手続きの手順を紹介したリーフレット

Downloadはこちらから(2.5MB)
https://roumu.com/pdf/2024110102.pdf


参考リンク
地方公共団体情報システム機構「更新手続きについて」
https://www.kojinbango-card.go.jp/card/renewal/

(川崎恵)

「カスハラ」等が労働・組織関連トピックにおけるネット投稿増加率上位ワードに(2024年上半期)

「スポットワーク」「カスハラ」等がネット投稿増加率上位ワードに

 パーソル総合研究所が2023年よりスタートさせたプロジェクト「はたらくソーシャル・リスニング」では、労働・組織に関わるトピック・トレンドの現状理解と雇用関連のトレンドの動態的な把握を行うことを目的として、日本全国のSNS、ブログ、ニュース、掲示板、レビューサイトなどから「労働」「人材マネジメント」「組織」「働く」関連のワードが含まれる投稿について分析を行っています。今回は、先般公開された2024年上半期の調査・分析結果に注目していきたいと思います。

 調査レポートによると、2024年上半期(4月1日-9月30日)と2023年同期の投稿データ比較の結果、2024年上半期の投稿増加率上位ワードは以下の通りとなりました。

【投稿増加率上位5ワード】 ※メンション数:該当キーワードの投稿回数
 順位:キーワード(2024年※メンション数/増減率) 
 1 位:通称使用(61,950/999.2%)
 2 位:スポットワーク(35,700/620.9%)
 3 位:カスハラ/カスタマーハラスメント(580,150/573.6%)
 4 位:2025年の崖(5,150/515.0%)
 5 位:人手不足倒産(55,450/471.9%)

 このように、特に「カスハラ」については、投稿増加率だけでなく投稿数そのものが多く、今年最も話題を集めたワードの一つとして、また、今後も増加が予想されるワードの一つとしても、報告レポート内で取り上げられています。

 顧客からの迷惑行為・過剰要求であるカスハラについては、来春の東京都の防止条例の施行、その後の女性活躍推進法改正など法規制強化の流れが加速すると同時に、独自に対策を進める企業についても話題になっています。今後、労働者の安全配慮義務の観点から対応を迫られる事業主が増えることにりそうです。


参考リンク
パーソル総合研究所「はたらくソーシャル・リスニング/24年上半期」
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/assets/social-listening-2024fh.pdf
厚生労働省「顧客等からの著しい迷惑行為(いわゆるカスタマーハラスメント)について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html
東京都TOKYO はたらくネット「東京都カスタマー・ハラスメント防止条例」
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/plan/kasuhara_jourei/index.html

(菊地利永子)