経団連の2024年大手企業賃上げ集計の結果は19,480円(5.58%)

 今年は歴史的な賃上げの春となりましたが、日本経済団体連合会からも大手企業の賃上げに関する第1回集計結果が公表されています。
 
 これによれば、総平均は19,480円で、アップ率は5.58%となっています。昨年も13,122円(3.88%)とベースアップが目立つ結果でしたが、今年はそれを大きく超える結果となりました。なお、。製造業平均は19,920円(5.85%)、非製造業平均は18,168円(4.85%)となっています。
 
 収益性に劣り、また価格転嫁の取り組みが遅れている中小企業では、なかなかここまでの水準にはなっていませんが、こうした賃上げの空気が徐々に広がっていくことを期待したいところです。


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参考リンク
経団連「2024年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況(第1回集計)2024/5/20」
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/040.pdf

(大津章敬)