連合集計による冬季一時金第3回集計結果は前年比△13.5%の626,239円

連合集計による冬季一時金は前年比△13.5%の626,239円 火曜日のブログ記事「日本経団連調査の大企業冬季一時金の最終集計結果は△15.01%の755,628円」では、今冬の冬季賞与に関する日本経団連の最終集計結果をお伝えしましたが、連合からも12月16日集計分の年末一時金第3回回答集計が公表されています。本日はこの内容について取り上げましょう。


 これによれば2009年冬季一時金の組合員1人あたり加重平均は626,239円となり、前年同季実績の724,062円と比較すると△13.5%の大幅減となりました(画像はクリックして拡大)。またこれを業種別で見ると交通運輸は昨年実績497,463円に対して484,883円と微減に止まっているのに対し、製造業は昨年実績778,711円に対し、今季回答は659,939円と△15.3%のマイナスとなっています。現在の経済情勢を見る限り、この厳しい結果は来夏も続くことが予想され、消費マインドの更なる低下が懸念されます。



関連blog記事
2009年12月22日「日本経団連調査の大企業冬季一時金の最終集計結果は△15.01%の755,628円」
https://roumu.com
/archives/51670246.html

2009年12月1日「日本経団連調査の大企業冬季一時金の第二回集計結果は△16.36%の754,994円」
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2009年11月15日「都内民間労組の冬季賞与の平均妥結額は684,863円(対前年比11.71%減)」
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2009年11月2日「日本経団連調査の大企業冬季一時金の第一回集計結果は△15.91%の747,282円」
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2009年8月15日「日本経団連調査の大企業夏季一時金の最終集計結果は1959年の調査開始以来最大の落ち込み」
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2009年7月29日「都内労働組合の夏季賞与 最終集計結果は671,606円と前年比13.25%の大幅減」
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参考リンク
連合「2009年春季生活闘争 年末一時金第3回回答集計(12月16日集計分)」
http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/shuntou/2009/shuukei_ichijikin/index.html


(大津章敬)


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