2009年10月~12月の度企業年金の平均収益率はプラス2.09%

 2009年10月25日のブログ記事「2009年7月~9月の度企業年金の平均収益率はプラス1.66%」では、格付投資情報センター調査の2009年度第2四半期の運用状況についてお伝えしましたが、先日、2009年度第3四半期の運用状況に関する資料が公表されました。


 これによれば、厚生年金基金、企業年金基金、税制適格年金等の2009年度第3四半期(2009年10~12月)の時間加重収益率の平均は、生保一般勘定を含む資産全体でプラス2.09%となり、3四半期連続のプラスリターンとなっています。各資産の騰落率の結果は以下のとおり。
国内株 マイナス0.27%
外国株 プラス9.14%
国内債 プラス0.57%
外国債 プラス2.60%


 このように外国株式が堅調な伸びを見せていることから全体のパフォーマンスが高まっていますが、年度通算(2009年4~12月)の平均パフォーマンスもプラス11.41%のふた桁の伸びとなっています。



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関連blog記事
2009年10月25日「2009年7月~9月の度企業年金の平均収益率はプラス1.66%」
https://roumu.com
/archives/51641229.html

2009年7月27日「2009年4月~6月の度企業年金の平均収益率はプラス7.01%」
https://roumu.com
/archives/51593126.html

2009年7月3日「平成20年度に適年制度を解約した企業の33.0%が中退共を選択」
https://roumu.com
/archives/51581166.html

2009年6月25日「平成20年度末で25,441件の契約が残る適格退職年金」
https://roumu.com
/archives/51576044.html

2009年5月31日「平成20年9月末時点で約30,000件の契約が残る適格退職年金」
https://roumu.com
/archives/51561381.html

2009年5月20日「平成20年度も低水準に止まった適年制度から中退共への引継ぎ」
https://roumu.com
/archives/51555470.html

2009年4月19日「2008年度の企業年金平均収益率は△17.02%と過去最悪」
https://roumu.com
/archives/51536156.html


参考リンク
格付投資情報センター「2009年度第3四半期はプラス2.09%、外国株上昇や為替が寄与」
http://www.r-i.co.jp/jpn/news_topics/detail_pension/2010/ri1001.pdf


(大津章敬)


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