連合調査による夏季賞与の平均回答額は633,966円と微増
2010年5月14日のブログ記事「今年の夏季賞与 東証一部上場企業の平均は前年比2.4%プラスの662,832円」では、労務行政研究所による「東証第1部上場企業の2010年夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査」の結果について取り上げましたが、本日は連合による夏季賞与の調査結果について取り上げることとしましょう。
今回の調査「2010春季生活闘争 夏季一時金(季別・夏冬型の夏分・冬夏型の夏分)第3回回答集計(5月10日時点)」によれば、全業種(921組合・633,219人)の夏季賞与の回答額の加重平均は633,966円となり、昨年同季実績である632,353円を1,613円上回る結果となっています。中でも製造業は昨年実績の606,863円から612,913円と6,050円の増加となっています。大企業においては予想以上の好決算が発表されているところでもあり、今年の夏季賞与については少しだけ明るい話題が聞かれるのではないでしょうか。一方、中小企業についてはまだまだ業績の回復が遅れていることから依然厳しい状況が続きそうです。
関連blog記事
2010年5月14日「今年の夏季賞与 東証一部上場企業の平均は前年比2.4%プラスの662,832円」
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2009年12月27日「連合集計による冬季一時金第3回集計結果は前年比△13.5%の626,239円」
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2009年12月22日「日本経団連調査の大企業冬季一時金の最終集計結果は△15.01%の755,628円」
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2009年11月15日「都内民間労組の冬季賞与の平均妥結額は684,863円(対前年比11.71%減)」
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2009年8月15日「日本経団連調査の大企業夏季一時金の最終集計結果は1959年の調査開始以来最大の落ち込み」
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2009年7月29日「都内労働組合の夏季賞与 最終集計結果は671,606円と前年比13.25%の大幅減」
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参考リンク
連合「2010春季生活闘争 夏季一時金(季別・夏冬型の夏分・冬夏型の夏分)第3回回答集計(5月10日時点)」
http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/shuntou/2010/shuukei_ichijikin/03kaito_ichiji.pdf
(大津章敬)
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