東証一部上場企業 2017年冬季賞与の妥結水準は前年比▲365円の712,898円

東証一部上場企業 2017年冬季賞与の妥結水準 10月となり、そろそろ冬季賞与の状況が気になる時期となりました。そこで今回は、労務行政研究所が調査した年末賞与・一時金の支給水準について取り上げましょう。この調査は、東証第1部上場企業127社を対象に実施されたもので、今年の賃上げと同時期に交渉・決定した夏季賞与・一時金の妥結水準を調査・集計したもの(2017年4月19日現在)。

 これによれば、全産業平均で見た妥結額は、1社当たり平均712,898円となり、同一企業で見た2016年年末一時金の妥結実績(713,263円)と比較すると、金額で365円減、対前年同期比で0.1%減となっています。また業種別で見ると、製造業(158社)の支給水準は741,591円で、対前年同期比は0.5%減。一方、非製造業(47社)は616,444円、同1.6%増となっています。


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参考リンク
労務行政研究所「速報―決定済みの2017年年末賞与・一時金の妥結水準」
https://www.rosei.jp/jinjour/article.php?entry_no=71541

(大津章敬)

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