社会保険・労働保険

厚生労働省 本日(2023年10月30日)より年収の壁突破・相談窓口を開設

 106万円の壁・130万円の壁への対応を中心としたいわゆる「年収の壁」問題ですが、先日からキャリアアップ助成金(社会保険適用時処遇改善コース)の手続きが始まるなど、バタバタの中でのスタートとなっており、対応に苦慮されて […]

130万円の壁対策として設けられた被扶養者認定の円滑化

 年収の壁・支援強化パッケージでは、複数の対策が盛り込まれています。その一つである130万円の壁への対応が、パートタイマーやアルバイトが、繁忙期に労働時間を延ばすなどにより、収入が一時的に増えたとしても、事業主がその旨を […]

雇用保険に関する業務取扱要領 令和5年10月1日以降版に更新

 雇用保険に関する業務を行う際には必携の「雇用保険に関する業務取扱要領」が、令和5年10月1日以降版に更新されました。  業務取扱要領では、以下のような分類に基づき、詳細な取り扱いが記載されています。雇用保険実務を行うみ […]

強化された社会保険資格取得届提出時のマイナンバー等の記載

 従業員が入社し、社会保険に加入する際には、社会保険(健康保険・厚生年金保険)の資格取得届を届出することになりますが、先月下旬に「厚生年金保険法施行規則等の一部を改正する省令」が公布・施行され、資格取得届に記載するマイン […]

厚労省が公開した「年収の壁」への対応策(年収の壁・支援強化パッケージ)

 メディア報道が先行していたいわゆる「年収の壁」への対応策ですが、「年収の壁・支援強化パッケージ」として、昨日、厚生労働省から公開されました。具体策として以下の内容が示されています。 (1)106万円の壁への対応①キャリ […]

2024年10月社会保険適用拡大に向けて広報が始まりました

 2016年10月に、正社員の所定労働時間の4分3以上働くパートタイマーに加え、従業員501人以上の会社で週20時間以上働く等、一定の要件を満たしたパートタイマーも社会保険(健康保険・厚生年金保険)に加入することになりま […]

業務による脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準の改正 2023年10月中旬に適用開始へ

 2023年9月に心理的負荷による精神障害の労災認定基準が改正され、「業務による心理的負荷評価表」の内容が改められました。これを受けて、血管病変等を著しく増悪させる業務による脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準について […]

今年度も実施される協会けんぽの被扶養者資格の再確認

 健康保険には被保険者の他に、一定の要件を満たした家族を被扶養者とできることになっています。被扶養者は認定する時点での被扶養者の状況により、基準を満たしているかの判断することになっているため、継続的に基準を満たしている状 […]

月の途中で時給を変更したときの月額変更の起算月の考え方

 2023年度の地域別最低賃金(全国加重平均額)は、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高の引上げ額となり、多くの企業で人件費の負担が増加することになります。  10月1日以降、都道府県ごとに決められた発効日に改定後 […]

検証が進められる失業認定のオンライン化

 デジタル技術の発展により、行政の手続きのオンライン化が進んでいます。一方で対面での手続きが引き続き求められているものもあります。その一つが会社を離職した後に雇用保険の基本手当における失業認定であり、失業者はハローワーク […]