労務管理・労働法

休業を行った翌月以降、注意したい平均賃金の計算方法

 新型コロナウイルスの影響で休業を行う企業が増えています。その際、その休業が使用者の責に帰すべき事由による休業であれば、平均賃金の6割以上の休業手当の支払いが求められます。平均賃金の計算は原則的に、過去3か月分の総支払賃 […]

検討が進む36協定・就業規則の本社一括届出手続きの簡略化

 4月になり、36協定の締結・届出が完了した企業も多いのではないかと思います。また、今後、パワハラ防止措置が義務化となることで、就業規則の提出を行う企業もあるでしょう。  現状、36協定や就業規則の届出は、事業所単位で行 […]

厚生労働省制作の「勤務間インターバル制度導入・運用マニュアル」ダウンロード開始

 勤務間インターバル制度は、1日の勤務終了後、翌日の出社までの間に、一定時間以上の休息時間(インターバル時間)を確保する仕組みであり、2019年4月にその導入が努力義務化されました。従業員の健康保持のためには睡眠時間の確 […]

改正労基法 賃金請求権の消滅時効の見直し等のQ&A・リーフレットが公開

 今国会で成立した賃金請求権の消滅時効の見直し等が含まれた改正労働基準法ですが、厚生労働省から新たに、通達、リーフレットおよびQ&Aが公開されました。  Q&Aは以下のような内容となっています。 1.賃金請求権の消滅時効 […]

【速報】改正労働基準法(賃金債権の消滅時効の延長)が成立しました

 2020年1月11日の記事「賃金請求権時効を5年(当面3年)に延長する法律案要綱の答申が行われました」で賃金請求権の消滅時効期間の見直し等についてご案内しましたが、今日(3月27日)の参議院本会議で賛成227、反対15 […]

新型コロナウイルスに伴い、1年単位の変形労働時間制の労使協定が変更可能に!

 1年単位の変形労働時間制を導入するためには、労使協定を締結する必要があります。一度、締結した労使協定について、労使の合意があっても、対象期間の途中で、あらかじめ定められた労働日や労働時間を変更したり、労使協定を解約する […]

20代が仕事で重視する事項のトップは「プライベートの時間を十分に確保できる」こと

 若手人材の退職に悩んでいる経営者・人事担当者のみなさんは多いのではないでしょうか。本日はその意識を理解するため、リクルートキャリアが実施した調査「若手の中途採用・転職意識の動向」の結果を見てみることにしましょう。この調 […]

経団連会員企業の関心は「人材育成」「テレワーク」「定年延長」

 春闘も本格化していますが、経団連より「2019年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査結果」が公表されています。今回はこの中から、賃金以外に今後重視したい項目についての調査結果を見てみましょう。なお、本調査は、経団 […]

改正労働基準法案など閣議決定され、国会提出

 今通常国会では様々な労働関係法の改正法案が審議されますが、昨日(2020年2月4日)、以下の2つの重要法案が閣議決定され、国会に提出されました。概要のファイルも作成されていますので、是非チェックしてみてください。労働基 […]

若年労働者の定着のため対策 もっとも実施割合が高いのは「職場で意思疎通の向上」

 新規採用が非常に難しい環境の中、多くの企業では、人材の定着に対策の重点を移しています。そこで今回は先日、厚生労働省から公表された「平成30年若年者雇用実態調査の概況」の中から、若年労働者の定着のために実施されている対策 […]