労務管理・労働法

是正勧告とはなにか?

新聞紙上に時折、 “○○会社(結構有名な企業)従業員への未払い残業代として××億円 過去3ヶ月に遡って支払い命令” というような記事が掲載されることがあります。昨年以降、特に名古屋の某労働基準監督署管 […]

諸外国の労働時間法制の比較 

  ホワイトカラー層への労働時間規制について、厚生労働省がこれまでの労働時間重視の姿勢から方向転換し、現在は管理監督者に認められている労働時間適用除外の法制をホワイトカラー層にまで求める動きがあるということは、 […]

女性の活躍の場、拡大「女性坑内労働解禁」へ

 6月8日の日本経済新聞に「坑内労働も女性に解禁」という記事が掲載されていました。    現行の労働基準法第64条の2は18歳以上の女性が坑内労働することを禁止しています。(労働基準法第63条において18歳未満 […]

労働審判制度 来春4月にスタート

 平成18年4月より、労働審判制度がスタートします。今回はこの制度の概要についてご説明を致したいと思います。労働審判制度とは、労働分野に関わる司法制度改革の一環として新設された制度です。この他にもADR(裁判外での紛争解 […]

労働基準法改正・労働契約法制定の動きとそのポイント

  厚生労働大臣が2005年4月より学識経験者を集め「今後の労働契約法制の在り方に関する研究会」を開催し、労働契約に関するルールの整理整備を行い、法律で明確化を図る検討が行なわれています。今後は2年程度かけ議論 […]

研修医は労働者と認定~最高裁

 6月3日に最高裁において、私立大学病院において臨床研修を受けていた医師(研修医)が、労働基準法及び最低賃金法の労働者に当たるという判決が出されました。   [事件の概要] この研修医が受けていた2年間の研修プ […]

継続雇用制度で、労使協定に対象労働者を定める基準の事例集

 改正高年齢者雇用安定法により、平成18年4月1日から、「定年の引上げ」、「継続雇用制度の導入」または「定年の定めの廃止」のいずれかにより、65歳までの安定した雇用の確保が義務づけられることなっています。  それらのうち […]

注目を浴びるホワイトカラー・エグゼンプション~俸給要件とは

 今年4月28日に厚生労働省内に「今後の労働時間制度に関する研究会」という新たな研究会が立ち上がりました。ここでは文字通り、今後の労働時間制度のあり方が議論されているのですが、公表された各種資料により、この件に関し今後議 […]

「労働安全衛生法等の一部を改正する法律案」衆議院で審議スタート

 17日の衆議院本会議で「労働安全衛生法等の一部を改正する法律案」の審議が始まりました。今日はこの法律案のポイントを簡単にまとめてみましょう。1.労働安全衛生法の一部改正  (1)危険性・有害性の低減に向けた事業者の措置 […]

エグゼンプト制度導入/時間外割増賃金の引き上げ等を検討~厚生労働省研究会

 先日の厚生労働省の発表にもあったが、本日の17時より「今後の労働時間制度に関する研究会」という新たな研究会が厚生労働省内に立ち上がる。東大の荒木教授や法政の諏訪教授など8人の大学教授が名を連ねているが、この研究会のニュ […]