社会保険・労働保険

社会保険の短時間労働者への適用拡大 男女・年代別で異なる反応

 今年10月にパートタイマーへの社会保険の適用拡大が行われます。対象となる企業ではその準備を進めていらっしゃるのではないかと思いますが、当のパートタイマーはこの適用拡大をどのようにとらえているのでしょうか?そこで今回は、 […]

新型コロナの後遺症に関する労災の取扱いが明確に

 厚生労働省は、令和4年5月12日に、新型コロナの罹患後症状の労災補償の取扱いに関する通達を発出しました。これは、「新型コロナウイルス感染症診療の手引き 別冊罹患後症状のマネジメント(第1版)」が取りまとめられたことを踏 […]

【社保適用拡大⑤】4分の3基準にはない短時間労働者の要件「学生でないこと」

 2022年10月からの社会保険適用拡大に際し被保険者となる短時間労働者の要件の一つとして「学生でないこと」があります。今回はこの要件を確認します。  「学生」とは、主に高等学校の生徒、大学または短期大学の学生、専修学校 […]

【社保適用拡大④】被保険者の加入判断に用いる「8.8万円」に入る賃金・入らない賃金

 社会保険の適用拡大で被保険者となる従業員の要件の一つに、賃金の月額が8.8万円以上であることというのがあります。社会保険の適用拡大に関する連載4回目は、この被保険者となる判断に用いるときに対象となる賃金の考え方について […]

早くも公開された算定基礎届の説明動画やガイドブック

 社会保険の定例の事務処理として、毎年4月から6月に被保険者に支払った報酬を届け出る定時決定(算定基礎)があります。今年度の算定基礎届の提出期限は7月11日(月)であり、様式等が6月中旬より順次、各企業に届くことが予定さ […]

全世代型社会保障構築会議「議論の中間整理」にみる今後の政策の方向性

 昨日(2022年5月17日)、政府の全世代型社会保障構築会議は議論の中間整理を公表しました。今後の社会保障制度に大きな影響を与える内容ですので、そこで述べられている各テーマの「今後の取組」について見てみましょう。1.全 […]

【社保適用拡大③】被保険者となる週20時間以上の所定労働時間の基本的な判断

 社会保険の適用拡大に関する連載3回目は、短時間労働者に係る取得要件のひとつである「1週間の所定労働時間が20時間以上」であることについて、確認をしておきます。  従業員と雇用契約を締結するときは、通常、就業規則、雇用契 […]

厚労省 スマホで年金額試算「公的年金シミュレーター」の試験運用を開始

 公的年金の被保険者には、毎年誕生月に、自分自身の年金記録が記載された「ねんきん定期便」が日本年金機構より送付されます。今回、厚生労働省が、このねんきん定期便に記載されている二次元コードをスマートフォンやタブレットで読み […]

【社保適用拡大②】確認しておきたい「1年以上の雇用が見込まれること」の要件廃止

 社会保険の適用拡大に関する連載2回目は、短時間労働者に係る取得要件の変更について取り上げます。  従業員数(厚生年金保険の被保険者数)500人超の企業では、役員や正社員、1週間の所定労働時間および1ヶ月の所定労働日数が […]

最新版の「特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲と判断基準」が公開

 従業員が退職をしたときには、社内外の様々な手続きが発生しますが、その従業員が雇用保険に加入していたときには、雇用保険の資格喪失の手続きとあわせて離職票を発行するための手続きも行うことが多いかと思います。 離職票には会社 […]