6割の新入社員が内定社数1社で就職へ

 先日、厚生労働省より「平成21年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成22年2月1日現在)について」という資料が発表されました。この発表によると、平成22年3月卒業の大学生の就職内定率は80.0%と平成16年3月卒業以降からの比較の中で最も低い数値となっています。


 そして先日、同じく新入社員に関する調査として日本生産性本部から「第21回 2010年度新入社員 意識調査」が発表されました。この調査では、内定に関する項目が設けられておりますが、就職活動に関して「内定が出た会社数は?」という設問に対し「1社」とする回答が61.7%占めたということです。これは昨年に比べ8.6%増加しており、2年連続の増加となっています。過去最高は平成17年年の65.4%ではあるものの、直近4年の調査では最高となっています。特に平成20年が50.7%であったことを考えると、急激な景気悪化で就職活動をしても内定がもらえないことも多く、もらえても1社となる就職活動の厳しさが表れていることがよくわかります。



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2008年10月20日「統計で見る新卒社員の離職率はやはり「七五三」」
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2008年4月30日「新入社員の約半数が「今の会社に一生勤めようと思っている」と回答」
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参考リンク
公益法人日本生産性本部「第21回 2010年度 新入社員意識調査」
http://activity.jpc-net.jp/detail/mdd/activity000979.html
厚生労働省「平成21年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成22年2月1日現在)について」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000004sab.html


(宮武貴美)

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