社会保険

【社保適用拡大④】被保険者の加入判断に用いる「8.8万円」に入る賃金・入らない賃金

 社会保険の適用拡大で被保険者となる従業員の要件の一つに、賃金の月額が8.8万円以上であることというのがあります。社会保険の適用拡大に関する連載4回目は、この被保険者となる判断に用いるときに対象となる賃金の考え方について […]

早くも公開された算定基礎届の説明動画やガイドブック

 社会保険の定例の事務処理として、毎年4月から6月に被保険者に支払った報酬を届け出る定時決定(算定基礎)があります。今年度の算定基礎届の提出期限は7月11日(月)であり、様式等が6月中旬より順次、各企業に届くことが予定さ […]

全世代型社会保障構築会議「議論の中間整理」にみる今後の政策の方向性

 昨日(2022年5月17日)、政府の全世代型社会保障構築会議は議論の中間整理を公表しました。今後の社会保障制度に大きな影響を与える内容ですので、そこで述べられている各テーマの「今後の取組」について見てみましょう。1.全 […]

【社保適用拡大③】被保険者となる週20時間以上の所定労働時間の基本的な判断

 社会保険の適用拡大に関する連載3回目は、短時間労働者に係る取得要件のひとつである「1週間の所定労働時間が20時間以上」であることについて、確認をしておきます。  従業員と雇用契約を締結するときは、通常、就業規則、雇用契 […]

【社保適用拡大②】確認しておきたい「1年以上の雇用が見込まれること」の要件廃止

 社会保険の適用拡大に関する連載2回目は、短時間労働者に係る取得要件の変更について取り上げます。  従業員数(厚生年金保険の被保険者数)500人超の企業では、役員や正社員、1週間の所定労働時間および1ヶ月の所定労働日数が […]

【社保適用拡大①】2022年10月から特定適用事業所となる事業所への通知

 2022年10月より短時間労働者に係る社会保険の適用拡大が行われます。現状、特定適用事業所として1週間の労働時間が20時間以上等の要件を満たした労働者が被保険者となる企業は、原則として従業員数(厚生年金保険の被保険者数 […]

2022年10月より変更となる育児休業中の社会保険料免除に係るQ&Aが公開

 2022年4月に改正育児・介護休業法の第一弾が施行され、10月には第二弾の施行が控えています。この第二弾では、出生時育児休業(産後パパ育休)が新設され、また、社会保険料の免除の仕組みも変更となります。  今回、この社会 […]

健康保険の実務担当者が確認しておきたい協会けんぽのガイドブック

 社会保険は、制度を理解し、従業員の個別の事象ごとにその対応を確認をし、手続きを進める必要がある分野です。これに関連して、協会けんぽは以下の2冊のガイドブックを公開しました。それぞれボリュームのあるガイドブックですが、実 […]

2022年6月まで延長された新型コロナの特例月変

 新型コロナウイルス感染症の拡大が収まらない中、新型コロナ対策として取られてきた様々な特例措置の延長が発表されています。日本年金機構から、標準報酬月額に係る特例措置の延長が公表されましたので、その内容を確認しておきます。 […]

変更となる会社が手続きをした際の「基礎年金番号通知書」の送付先

 高卒で就職するときなど、20歳前に適用事業所にて勤務し、初めて厚生年金保険の被保険者となるときには、年金記録を管理する基礎年金番号が振り出されることになります。マイナンバー制度は始まったものの、この基礎年金番号は年金の […]