労働契約

労働契約法 報告書に見る注目事項[その7 配置転換・出向・転籍]

 厚生労働省の「今後の労働契約のあり方に関する研究会」による報告書の中から、今日は配置転換・出向・転籍について眺めてみたいと思います。□配置転換・権利濫用法理の法律上への明文化・使用者が講ずべき措置の指針等への具体化・転 […]

労働契約法 報告書に見る注目事項[その6 休職・服務規律・懲戒・昇進昇格降格]

 本日は「今後の労働契約法制の在り方に関する研究会」報告の中から、労働契約の成立に関わる問題として「休職」、「服務規律・懲戒」、「昇進昇格降格」について紹介します。内容的には、昨今の様々なトラブルが発生しているポイントに […]

労働契約法 報告書に見る注目事項[その5 試用期間・労働条件明示]

 今回は労働契約の成立に関わる問題として「試用期間」と「条件明示」について紹介します。試用期間中の労働者というのは労働契約のスタートである採用内定と同様、その企業との関係がまだ短かく、とかく不安定な状況に置かれやすい労働 […]

労働契約法 報告書に見る注目事項[その4 採用内定]

 わが国では新規学卒者を中心に就労開始前に「採用内定」という段階を経ることが一般的となっています。この採用内定者という身分は、就職活動の早期化の影響から1年近くという長期間になる場合が少なくありませんが、法律上はあいまい […]

労働契約法 報告書に見る注目事項[その3 労使委員会制度]

 近年、労働組合の組織率が低下を続けており、平成15年度以降は20%を割り込んでいる状態が続いています。またそもそも労働組合のない事業場も増加しており、今後、労働条件の決定・変更等の事項について、どのように労働者と使用者 […]

労働契約法 報告書に見る注目事項[その2 就業規則]

 先日より「今後の労働契約法制の在り方に関する研究会」の報告書の中で注目すべきポイントに関するシリーズを開始しましたが、本日はその2回目です。今回はこの報告書における就業規則関連のポイントについて解説していきましょう。 […]

労働契約法 2007年国会提出へ[労働契約法その1]

 9月8日、厚生労働省が労働者と使用者が労働条件の基本的なルールや手続きなどを定める「労働契約法」を制定する方針を決めました。今後、同省の諮問機関である労働政策審議会で法案の細部を詰め、早ければ2007年の通常国会に提出 […]

配置転換を行うための要件

 最近、拠点の統廃合や事業のリストラクチャリングによって、大規模な配置転換を行うようなケースが増えています。この配置転換ですが、どのような根拠によって行われているのでしょうか。通常の労働契約のように、職種や勤務場所を限定 […]

外国人労働者を雇用する際の基本ポイント

 先日、「初めて外国人の方に働いてもらおうと思っているんだけど、気をつけなければいけないこと、何がある?保険は入れなきゃいけないの?」という問合わせを受けました。外国人労働者を雇用する際に、不法滞在、不法就労、強制送還と […]

雇用契約終了時の覚書の必要性

 労働契約締結にあたっては、労働基準法第15条の規定により、「労働契約の期間、休日休暇、残業の有無、賃金」等の労働条件については「雇用契約書」「労働条件通知書」という形式で書面を交付し、明示することとされています。また、 […]