海外人事労務

中国人事管理の先を読む!第78回「上海市の最低賃金の調整」

 2014年3月29日、上海市人力資源社会保障局が今年度の上海市の最低賃金を発表しました。結果はなんと、1820元でした。1620元から一気に200元もの上げ幅となり、上昇率としては過去の実績の中でも群を抜く12.3%の […]

中国人事管理の先を読む!第77回「高まる人事制度の見直しニーズ」

 2014年3月4日、上海市内のホテル会場にて、グループ企業である株式会社名南経営コンサルティングとの合同セミナーを開催しました。天候が芳しくない中、約120名の駐在員の方、人事担当のスタッフの方にお越しいただき、セミナ […]

中国人事管理の先を読む!第76回「2014年度最低賃金の調整」

 今年もはや3月。4月の昇給を迎える企業にとっては、正念場の時期になってまいりました。それに合わせて毎年注目されるのは、最低賃金の「調整」です。調整といっても実質この10数年以上は、引き上げられた事実しかないのですが、中 […]

中国人事管理の先を読む!第75回「ベースアップの方法」

 年が明けてから、日本の労使関係は早くも春闘の様相を呈し始めています。日本経済は円安と株高によって企業の内部留保が高まり、物価も少しずつ上昇しながら、さらに長年の企業努力もあって景気は少しずつ回復傾向を見せています。長か […]

中国人事管理の先を読む!第74回「工会との賃金団体交渉」

 先般、上海市労働局の機関紙である「労働報」に「企業と工会との賃金団交」に関する記事が掲載されました。その記事によると、上海市総工会が市内企業約57,000社に対し、企業内工会との賃金に関する団交を受諾するよう通知・指導 […]

中国人事管理の先を読む!第73回「一人っ子政策の緩和?」

 三中全会(中国共産党第十八回中央委員会第三回全体会議)が11月12日に閉幕しました。今回の会議では、「一人っ子政策の緩和」「定年年齢引き上げの検討」などが大きな政策方針として出されました。 中国の人口は2013年時点で […]

中国人事管理の先を読む!第72回「賃金制度の効用」

 人事制度は大きく「等級制度」「賃金制度」「評価制度」に分けられ、それぞれの制度が緊密に関係しているため、制度全体のイメージを思い浮かべておくことが重要です。  このうち「賃金制度」は従業員の賃金決定に関するしくみを作っ […]

タイ進出企業 駐在員の在留届の取扱いが変更されています

 海外に駐在する場合、その期間が3ヵ月以上であれば旅券法第16条により日本大使館や総領事館等に「在留届」を提出することが義務付けられています。この「在留届」の提出によって、テロや災害といった有事の際に素早く安否の確認を行 […]

中国人事管理の先を読む!第71回「人事制度の奥の深さ」

 人事制度をきちんと整備したいという企業からのご要望は絶えずあって、私も常に5~6社の制度づくりを並行して担当しています。その中には、社員への説明も終了した企業や終盤を迎えた企業、逆にこれから始まる企業など、進み具合も様 […]

清原学の「中国現地法人就業規則講座」東京と大阪で開講

 日本人事労務コンサルタントグループ(LCG)では2013年9月より「LCG海外人事労務サービス」をスタートさせ、LCG会員の皆様のクライアント企業の海外進出の支援や専門家紹介ができる体制作りを始めています。その中の取組 […]