労務管理・労働法

ダイレクトコミュニケーション

  中小企業では、社長自身が先頭に立って改善改革をするが空回りしてしまい、社長の思いがきちんと果たせずにヤキモキしているパターンがよく見受けられます。セブン&アイホールディングスの代表取締役会長で最高経営責任者 […]

コミュニケーションとはなにか?

 最近、「そもそもコミュニケーションとはなにか?」を原点に立ち返って、考えさせられる機会に遭遇しました。そこで今日はコミュニケーションの定義について、事例を交えながらお話したいと思います。  先日、従業員50人程度の製造 […]

労務監査の概要とその効果

 前回、多発する労務トラブルのリスク回避のためには労務監査が有効であるとお話させて頂きましたが、今回はより当社で実際に実施している労務監査を例に挙げ、具体的に労務監査によってもたらされる効果およびその全体像について述べさ […]

あなたの気持ちは部下に伝わっていますか

 今日はコミュニケーションのズレについてお話したいと思います。  例えば、藤岡部長の下に橋本という部下がいます。藤岡部長は橋本の業務課題として営業力の向上を挙げていました。そのため、橋本に対しては手取り足取り営業方法を教 […]

急増する個別労働紛争解決制度の利用

 東京労働局は、個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律に基づく「個別労働紛争解決制度の平成17年度上半期の利用状況」を発表しました。以下がその実数ですが、ものすごい勢いで利用が進んでいることがわかります。 □総合労働相 […]

「褒める」と「叱る」を相殺しない

 今日は部下に対しての褒め方、叱り方についてお話したいと思います。  例えば、佐藤営業部長の下に田中という部下がいたとします。田中の成績は中の上程度で「もう一皮剥ければ….」という状況が続いていたのですが、日 […]

労務監査による労働分野のコンプライアンス推進

 ここ数年、サービス残業による時間外手当の不払い、過重労働による過労死、賃下げなどの労働条件の不利益変更、うつ病社員の増加、不当解雇、セクハラ/パワハラなど、労働に関するトラブルが急増しています。これは実感ベースだけでは […]

人にはそれぞれタイプがある

 最近、「部下の考えていることが分からない」という相談を多く受けるようになりました。そこで今後、定期的に「上司・部下の間のコミュニケーション」について取り上げていきたいと思います。今回は部下のタイプにあわせた対応の重要性 […]

労働基準法における「管理監督者」の範囲

 昨日ご紹介した「神代学園ほか事件(東京高裁平成17年3月30日)」には、労働基準法第41条における管理監督者の範囲という、もう1つ大きな論点がありました。世間では「課長にすれば残業代が不要」などと言われることがあります […]

残業禁止命令に違反して行われた残業に対する割増賃金支払義務

 今年の3月30日に東京高裁で下された労働時間に関する判決(神代学園ほか事件)は、なかなか興味深い内容を含んでいますので、ここでそのポイントをご紹介したいと思います。  この判決にはいくつかの論点があるのですが、その中か […]