名南経営の新サービス「福祉施設 職員満足度調査サービス」

名南経営の新サービス「福祉施設 職員満足度調査サービス」 株式会社名南経営 人事労務部では、これまで様々な医療機関や福祉施設において事務長代行業務や人事制度(給与制度、人事評価制度、退職金制度等)の見直し支援業務をさせて頂きましたが、その中でいつも最大の経営課題として登場するのが人材の確保と定着といった「ヒトの問題」です。


 医療機関や福祉施設は一般企業と異なり、看護職などを中心とした有資格者によって構成されており、職員はキャリアを武器に転職を繰り返す傾向が見られます。しかしそうした職員の履歴書や職務経歴書などをよく見ると、その転職には周期のようなものがあり、おおよそ3年~5年程度で入退職を繰り返す例が多く、施設によっては3年前後ですべての職員が入れ替わるというケースも決して珍しいことではありません。医療機関や福祉施設の職員がこのように入退職を繰り返す理由を応募者の履歴書から推測すると、キャリアアップという前向きな理由ではなく、施設が抱える様々な問題に耐え切れずに退職し、近隣の医療機関や福祉施設を流転していることが多いように感じています。しかし、このように数年で職員が入退職を繰り返すという状況は、本人にとっても施設にとっても大きなマイナスです。更には短期間で人材が入れ替わることで、常に慣れない職員が自分の担当となることの不安や不満を抱く利用者自身がもっとも迷惑を受けるということは、施設関係者であれば誰もが認識をしていることではないでしょうか。


 この「福祉施設 職員満足度調査・診断サービス」は、職員のみなさんからのアンケート結果に基づき、組織が潜在的に抱えている諸問題を顕在化させ、それを解消してすることで人材の定着率を高め、利用者様の満足度を高めることも目的として、株式会社名南経営が開発したものです。以下にあげるような職場における様々な問題点を第三者の視点で調査することで、組織における潜在的な問題点を洗い出します。こうした問題点の抽出により、理事長や施設長等といった管理者と現場で働く職員の考え方のギャップを把握することができます(画像はクリックして拡大)。
 施設の運営方針、職場の風土、組織のあり方、職場の満足度、苦情処理、上司の役割、人材の育成、給与及び福利厚生等


[職員満足度調査のメリット]
 職員満足度調査を実施することで、以下のメリットがあります。
理事長や施設長等といった管理者と一般職員との考え方のギャップを把握することができる。
職員の抱えている潜在的な不満を早期に発見できるため、問題点を解消することで職員定着率の向上に繋げることができる。
諸問題の発見により、今後法人としては何をしなければならないのかが把握できる。


[詳細およびお問い合わせ]
 本サービスの詳細およびお問い合わせは以下よりお願いします。
https://www.roumu.com/fukushi/



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(服部英治


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