労務管理・労働法

大手自動車メーカー10社全社が期間従業員の契約更新上限を設定

 今年4月より労働契約法に基づく無期転換が本格化することに関心が高まっていますが、そのような中、厚生労働省から「いわゆる「期間従業員」の無期転換に関する調査」結果(平成29年12月)」が公開されました。これは、大手自動車 […]

勤務間インターバル制度 現時点の導入率は1.4%

 2019年4月にも努力義務化が予定される勤務間インターバル制度ですが、厚生労働省の調査により、現時点での導入状況が明らかになりました。全体としては以下のとおりとなっています。導入している 1.4%導入を予定又は検討して […]

厚労省から公開された就業規則の副業・兼業の就業規則最終案

 2017年12月12日のブログ記事「4つの禁止・制限事項の設けられた副業・兼業の就業規則(案)」等で、副業・兼業については審議状況をチェックし、情報発信を行ってきましたが、昨日、最終的な「モデル就業規則改定(案)(副業 […]

定年引上げを行ったときにも提出が必要な無期転換の二種計画申請書

 来年の4月から、有期雇用者の無期転換の申込が本格化することから、多くの企業で対応が進められています。この対応の一つに有期特別措置法の対応があり、定年後引き続き雇用される有期雇用労働者について、無期転換申込権が発生しない […]

長時間・過重労働に関する相談が最多となった過重労働解消相談ダイヤル

 厚生労働省では、11月を「過重労働解消キャンペーン」の月とし、その一環として10月28日(土)に「過重労働解消相談ダイヤル」を実施しました。先日、相談結果がまとめられ公表されましたので、その内容を確認しておきましょう。 […]

【要注意】既に無期転換申込権が発生しているケースがあります

 労働契約法の無期転換ルールに関しては、一般的には来春(2018年4月1日)以降に無期転換申込権が発生するので、今年度内に対応が必要だとよく言われます。基本的にはその理解でよいのですが、特定の場合には既に無期転換申込権が […]

新卒社員の離職理由のトップは男女共に「労働時間(残業を含む)が長い」に

 働き方改革が進展する中で、働く側の意識も急速に変化しています。中でも若年労働者の長時間労働を避ける動きは年々強まっており、それが離職の大きな理由になってきています。そこで本日は、労働政策研究・研修機構(JILPT)の「 […]

勤務間インターバル制度 ユニ・チャームなど先行導入企業の事例

 2019年4月に予定される改正労働時間設定改善法の中で努力義務化が予想される勤務間インターバル制度ですが、2017年5月より厚生労働省内に「勤務間インターバル制度普及促進のための有識者検討会」が設けられ、これまで3回の […]

過重労働や過労死に関するデータ・対策がまとめられた「過労死等防止対策白書」

 働き方改革の中で、もっとも大きなテーマとなっているのが過重労働防止です。近年、その状況については改善が進められているものの、依然として過重労働を原因とした過労死や過労うつ自殺などは高水準で推移しているのが現実です。   […]

年休や看護休暇等の法定休暇の前倒し付与等を求める指針の整備

 平成29年6月9日に閣議決定された「規制改革実施計画」には、「転職して不利にならない仕組みづくり」として、「法定休暇付与の早期化」が盛り込まれました。実施時期としては、「指針改正について、平成29年度検討・結論、結論を […]