労使問題

ブラック企業対策の一環として本日開設された厚労省の「労働条件相談ほっとライン」

 ブラック企業という言葉も一時期の流行は去った印象を受けていますが、それでも労働トラブル件数は依然として高止まりの状況にあります。そんな中、厚生労働省は、若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組強化の一環として、本日( […]

「婚姻、妊娠・出産等を理由とする不利益取扱い」に関する相談が増加

 先日、厚生労働省から平成25年度に都道府県労働局雇用均等室で取り扱われた、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法、パートタイム労働法に関する相談、紛争解決の援助申立・調停申請、是正指導の状況について取りまとめが行われた結 […]

東京都の労働相談件数高止まり 8年連続で5万件超

 東京都では、都内6か所の労働相談情報センターにおいて、中小企業の労使等の皆様からの「労働相談」に応じるとともに、紛争当事者間での自主的解決を援助する「あっせん」を行っていますが、先日、その平成25年度の状況を取りまとめ […]

減少する労働基準監督署への申告事案 過去10年間で最少

 労働トラブルの件数は高止まりしているという印象を受けていますが、労働基準監督署への申告(労働者から労働基準監督機関に対して、労働基準関係法令に係る違反事実の通告がなされること)事案は確実に減少してきています。そこで今回 […]

労基署によるサービス残業の是正指導 対象労働者数および是正支払額は過去10年間で最低

 昨日、厚生労働省は「監督指導による賃金不払残業の是正結果(平成24年度)」を公表しました。これは全国の労働基準監督署が、平成24年4月から平成25年3月までの間に、定期監督および申告に基づく監督等を行い、その是正を指導 […]

ブラック企業対策の監督指導は82.0%が法令違反という結果に

 厚生労働省は今年9月、若者の「使い捨て」が疑われる企業等への重点的な監督指導を実施しました。いわゆるブラック企業対策ということで、注目を浴びた監督指導ですが、昨日、この結果を発表しています。それによれば重点監督を実施し […]

職場での労働法違反があった際、半数近くの者が「何らかの行動を起こす」と回答

 統計上は労働トラブルは若干減少しているという結果が数多く出ていますが、その減少幅は小さく、全体としては高止まりしているという認識が正しいのではないかと考えています。そんな労働トラブルに関し、少し怖さを感じた調査結果が公 […]

厚生労働省が強化する若者の「使い捨て」が疑われる企業等へ重点的な監督指導

 近年、ブラック企業ということばを耳にすることが多くなり、長時間労働やハラスメントが大きくクローズアップされるようになりました。このような中、厚生労働省は昨日、若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組を強化する旨の発表 […]

連合の女性の労働相談は2割が「嫌がらせ・セクハラ」相談という結果に

 日本労働組合総連合会(連合)は先日、「働く女性の労働相談」全国一斉労働相談キャンペーン集計報告を発表しました。このキャンペーンは、5月27日および28日に全国の地方連合会で実施されており、全国で677件の相談が寄せられ […]

3年連続減少し、リーマンショック前の水準となった労基署等における申告受理件数

 世間では労働トラブルが増加しているとよく言われますが、労働基準監督署への申告は年々減少しているようです。今回は東京労働局が先日発表した管下18労働基準監督署・支署における平成24年(1月から12月)に受理した申告事案の […]