労務管理・労働法

長時間労働が疑われる事業場の6割で違法な時間外労働

 過重労働を中心とした労働時間問題は、現代労務管理における最重要事項となっていますが、厚生労働省は、平成27年4月から6月までに2,362事業場に対して長時間労働が疑われる事業場に対する労働基準監督署による監督指導を実施 […]

若者雇用促進法が10月より順次施行されます

 2015年3月9日のブログ記事「新卒者の募集を行う企業の情報提供の努力義務、ハローワークでの求人不受理の特例」でも取り上げましたが、先日、青少年の雇用の促進等に関する法律が成立し、来月より若者の使い捨てを行っている企業 […]

今年も11月に実施される厚生労働省の「過重労働解消キャンペーン」

 過重労働は現代の人事労務管理におけるの最大の課題であり、特に人材採用が厳しくなっている現在では、人材不足により過重労働がより深刻化している職場も増えているようです。こうした状況を是正するため、厚生労働省は「過重労働解消 […]

今後増加が予想されるテレワーク 導入にあたって参考にしたい好事例集

 仕事と育児・介護の両立のための環境整備の手段の一つにテレワークの活用があります。国としては助成金の設定なども行い、その活用を進めていますが、実際に進めるにあたってはどのようなポイントがあるのかが分からないということも少 […]

週労働時間60時間以上の雇用者を5%以下といった具体的数値目標が示された過労死防止対策大綱

 2015年4月21日のブログ記事「徐々に見えてきた過労死防止対策大綱案の内容」では、過労死防止対策大綱案の内容について取り上げました。この過労死防止対策大綱(以下、「大綱」という)が先週、閣議決定し、公表されました。こ […]

年々増加する働く人の職場の問題に関する悩み相談

 先日、日本産業カウンセラー協会(以下、「協会」という)は、2014年度の「働く人の悩みホットライン」の受付件数等の結果について発表しました。「働く人の悩みホットライン」は、協会が2004年9月1日から実施しているもので […]

厚生労働省 条件を入力すると労働紛争の解決内容・解決金額などを検索できるサイトを開設

 リーマンショック以降、個別労働紛争の発生件数は高止まりしていますが、一般の労働者にはどのような紛争解決手段があるのかがあまり知られていません。そこで厚生労働省では「個別労働関係紛争の解決状況」というサイトを立ち上げ、個 […]

クールビズ同様の力の入れ方が感じられる政府による「ゆう活」の推進

 クールビズのスタートから10年が経過した今年。政府は国民の働き方改革として「ゆう活」を強力に推進しようとしています。ゆう活とは、明るい時間が長い夏の間は、朝早くから働き始め、夕方には家族などと過ごせるように、夏の生活ス […]

5年連続で10%超の減少を続ける労働基準監督署への申告件数

 労働トラブルの件数は高止まりしているものの解決手段多様化等の影響もあってか、労働基準監督署への申告件数は減少が続いております。今回は東京労働局がまとめた管下18の労働基準監督署における平成26年の申告事案について取り上 […]

労働トラブル時の金銭解決 あっせんで解決することが金銭的負担を最小限にできることが判明

 先日、厚生労働省は「予見可能性の高い紛争解決システムの構築に関する調査結果」を公表しました。この調査は、「日本再興戦略」改訂2014(平成26年6月24日閣議決定)において、予見可能性の高い紛争解決システムの構築を図る […]