労務管理・労働法

無駄な会議を開いていませんか

 中部経済新聞に、宇井経営コンサルティング事務所代表の宇井克己氏が、「誰でもできるカンタン会議活性化術」という連載をされています。実践に即した示唆に富んでいて、私も興味を持って毎回愛読しています。例えば、会議で意見が出な […]

過労死の判断基準~時間外労働100時間以上は要注意

 当社は、残業時間がかなりの時間に達している従業員が多いため、長時間労働による過労死を危惧しております。今回、過労死の判断基準が改正されたと聞きましたので教えてください。  過労死・過労自殺が労災認定や損害賠償にとどまら […]

複数の会社で勤務した場合の労働時間

 ある労働者が1日に、A会社で7時間勤務し、その後にB会社で3時間勤務しました(休憩時間を除く)。このような場合の労働時間と割増賃金は、どのように計算すれば良いでしょうか。  労働時間は、事業場を異にする場合においても通 […]

会社の望む仕事以外で残業する従業員への対処

 当社従業員の給料は、基本給、職務手当、残業手当で構成されています。ある従業員が、会社の望む仕事以外による残業が長時間に及ぶため、1日当り残業時間として認めるのは2時間までとし、以降はカットしたいと考えています。しかし実 […]

外部研修に出席した場合の賃金

 社員が外部研修などへの参加を希望した場合に、上長の承認により勤務扱いで研修費用と交通費、日当(1日500円)を支給しています(上長の指示により参加する場合もあります)。この場合に、労働時間として扱うべき時間について教え […]

労働時間等設定改善法の概要

 今年の3月31日に時短促進法が廃止され、「労働時間等設定改善法」が4月1日から施行されました。これに伴い「労働時間等設定改善指針」が定められています。本日はその概要についてお話したいと思います。 ■背景 時短促進法が施 […]

年俸制の者に対する残業代の払い方

 年俸制の割増賃金に関してお伺いします。年俸制で給与を支払っている従業員にも残業をした場合は残業代を支払わなくてはならないと聞いたのですが、あらかじめ残業代を含めて年俸額を定める方法はないでしょうか?  労働基準法はもっ […]

年俸制の残業計算方法

 近年、社員に支払う給与を年単位で決定する年俸制を採用する企業が増えてきました。支給額は年単位であっても、実際の支給は毎月支払われます。年俸制の社員が残業をした場合に、残業代はどのように計算したら良いでしょうか。今回は年 […]

労働政策審議会労働条件分科会におけるホワイトカラーエグゼンプション制度検討の視点

 1月に「今後の労働時間制度に関する研究会」(座長:諏訪康雄法政大学大学院政策科学研究科教授)の最終報告書が公表され、それに基づいて厚生労働省では労働政策審議会労働条件分科会において、今後の労働時間制度の在り方について検 […]

休憩時間中に電話当番をさせても良いか?

 労働基準法に定められている「休憩時間」とは、労働者を労働から離して自由に利用させなければならない時間です。就業規則等では「休憩時間」とされていても、いつ就業の要求があるかもしれない状態は、使用者の指揮監督下にあるため労 […]