企業年金

解散要件の緩和を含む厚生年金基金代行割れ問題に対する厚労省報告書

 いわゆるAIJ問題を契機として厚生年金基金の問題が改めて炙り出されましたが、厚生労働省では「厚生年金基金等の資産運用・財政運営に関する有識者会議」を設置し、その見直しの方向を検討してきました。先週の金曜日にその報告書が […]

AIJ問題により議論が進められる厚生年金基金の運用等に関する規制

 AIJ問題により厚生年金基金の運営に関する諸問題がクローズアップされていますが、昨日(2012年5月16日)、厚生労働省において、その規制を議論する第3回 厚生年金基金等の資産運用・財政運営に関する有識者会議が開催され […]

1月よりスタートする確定拠出年金マッチング拠出に関するQ&Aが公開

 8月に成立した年金確保支援法により、2012年1月から確定拠出年金における従業員拠出(マッチング拠出)が可能となります。先日、このマッチング拠出の実施に関するQ&Aが公開されました。本日はその主要項目について抜粋して取 […]

確定拠出年金導入時、全体の4割の企業が過去分一時金受取選択制を採用

 2010年12月15日のブログ記事「確定拠出年金導入時の想定利回りは平均2.16% 在職中の貢献度を反映させる設計も増加」では、企業年金連合会より公表された2010年(第3回)確定拠出年金に関する実態調査の中から、想定 […]

確定拠出年金導入時の想定利回りは平均2.16% 在職中の貢献度を反映させる設計も増加

 適格退職年金の移行期限まであと1年少しとなってきましたが、そんな中、企業年金連合会より2010年(第3回)の確定拠出年金に関する実態調査の結果が公表されました。今回は2007年以来、3年振りとなる注目の調査結果となって […]

中退共 平成23年1月より事業主と同居の親族も加入可能に

  中小企業退職金共済制度(以下、「中退共」)は、これまで事業主と生計を一にする同居の親族については、加入することができませんでした。しかし、平成22年11月12日に中小企業退職金共済法施行規則の一部を改正する […]

平成21年度の中退共の運用は5.67%となり、累積欠損金も1,957億円まで減少

 少し前になりますが、独立行政法人勤労者退職金共済機構 中小企業退職金共済事業本部(中退共)より「平成21事業年度 中退共事業の財務状況について」という資料が公表されました。  中退共は、平成24年3月で移行期間が終了す […]

厚労省の試算に見る個人型確定拠出年金の所得控除の効果の大きさ

 最近の株式相場の低迷や円高により、確定拠出年金加入者の多くは運用に苦戦しているという話も多く聞かれますが、確定拠出年金の掛金は税制上、所得控除ができるという大きなメリットがあります。このメリットを伝え、確定拠出年金の普 […]

平成14年度からの8年間で適年解約企業の34.1%が中退共に移行

 適年の廃止問題については、2010年6月23日のブログ記事「廃止期限まで2年となる昨年度末時点の適格退職年金契約件数は17,184件」を初めとして定期的に取り上げていますが、先日、中退共より「税制適格退職年金制度から中 […]

廃止期限まで2年となる昨年度末時点の適格退職年金契約件数は17,184件

 適格退職年金は平成14年4月の確定給付企業年金法施行により制度が廃止され、10年間の移行期間が設定されました。その移行期限まで残すところ2年となった昨年末での受託状況が生命保険協会等より公開されています。発表から少し時 […]