労働契約

[改正労契法(4)]有期労働契約であることで労働条件に差をつけることは禁止に

 改正労働契約法の連載第4回(最終回)は、最後のテーマとなる期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止について取り上げましょう。  現状、有期労働契約と無期労働契約の従業員では、賃金や福利厚生などの労働条件に相違が […]

[改正労契法(3)]有期労働契約の無期転換ルール適用時の労働条件

 改正労働契約法の第3回は、第2回に引き続き、有期労働契約の期間の定めのない労働契約への転換について取り上げましょう。前回は、無期転換ルールが適用される際の5年の考え方について取り上げましたが、今回は無期転換ルールが適用 […]

[改正労契法(2)]有期労働契約の無期転換ルールにおける5年の考え方

 改正労働契約法連載の第2回は、今回の改正の中でもっとも注目されている有期労働契約の期間の定めのない労働契約への転換について取り上げましょう。  現在、有期労働契約の反復については特段の定めがなく、雇止めが可能か否かは別 […]

[改正労契法(1)]制定法化された有期労働契約の雇止め法理

 今国会では、人事労務関連の法改正が多く成立していますが、2012年8月10日には改正労働契約法が公布され、一部が同日から施行されています。そこで、今回から数回に亘り、この改正労働契約法について、その改正点と実務上への影 […]

改正労働契約法に関する通達が発出されました

 2012年8月10日のブログ記事「改正労働契約法が公布 改正労働者派遣法は10月1日施行で決定」で取り上げたように、改正労働契約法が公布されました。それに伴い、厚生労働省労働基準局長から都道府県労働局長あてに「労働契約 […]

有期労働契約にかかる労働契約法改正法律案要綱 概ね妥当との答申

 厚生労働省の労働政策審議会は先週金曜日、諮問を受けていた「労働契約法の一部を改正する法律案要綱」を「おおむね妥当」として、小宮山洋子厚生労働大臣に答申しました。この法律案要綱は、昨年12月26日同審議会の建議「有期労働 […]

労政審に行われた「有期労働契約法制」諮問のポイント

 今週水曜日、厚生労働省は注目の有期労働契約法制に関し、労働政策審議会に諮問を行いました。以下ではそのポイントについて取り上げましょう。  今回の諮問は2011年12月27日のブログ記事「有期労働契約5年で無期労働契約に […]

厚生労働省が発行する「やさしい労務管理の手引き」と「知っておきたい 働くときのルールについて」

 近年、労働トラブルは増加していると言われていますが、その原因のひとつとして、労使双方の労働法を始めとした労務管理に関する知識が浸透していないことがあると考えられています。労働法の知識は学校で学ぶ機会も乏しく、働き始めて […]

基本手当の所定給付基礎日数の基礎となる被保険者であった期間

 雇用保険法は、平成19年10月に雇用保険の受給資格要件の変更等の大きな改正が行われました。改正前には6ヶ月間の被保険者期間で基本手当が受給できていたものが、改正後には原則として12ヶ月間の被保険者期間が必要となり、受給 […]

平成20年度の労災保険料率は前年度から変更なし

 3月に入り、労働保険の年度更新の時期が近づいてきました。昨年は雇用保険法の改正が遅れ、申告・納付期限が延長される異常事態となりましたが、今年は大きな改正の予定はなく、先日、厚生労働省のホームページにおいて、労災保険料率 […]