労務管理・労働法

労働時間規制 36協定の上限設定はほぼ間違いない状況に

 昨日、厚生労働省で注目の「第6回仕事と生活の調和のための時間外労働規制に関する検討会」が開催されました。この検討会は36協定による労働時間の上限を定めるべきかが議論されていますが、報告書に先立ち、論点の整理案という資料 […]

長時間労働が疑われる事業場への監督指導 66.2%で法令違反ありという結果に

 2016年12月28日のブログ記事「注目の「過労死等ゼロ」緊急対策 その全体像と注目ポイント」で取り上げたとおり、過労死・過重労働・長時間労働の対策は国を挙げて取り組むべき事項となっています。このような中、厚生労働省か […]

64%のミドル社員が自社の労働生産性が低いと回答 その改善策は?

 日本の職場の生産性の低さがよく指摘されますが、エン・ジャパンは35歳以上のビジネスパーソンを対象に実施した「労働生産性」についてアンケートの結果を公表しました。これによれば、64%が「自社の労働生産性は他社に比べて低い […]

労基署によるサービス残業の是正指導 過去10年間で最低の約100億円

 先月、厚生労働省は「監督指導による賃金不払残業の是正結果(平成27年度)」を公表しました。これは全国の労働基準監督署が平成27年4月から平成28年3月までの間に、定期監督および申告に基づく監督等を行い、その是正を指導し […]

変形労働時間制度導入する際に活用したい静岡労働局の「労働時間チェックカレンダー」

 変形労働時間制を導入している企業では、毎年、会社カレンダーを作成されていることと思いますが、先日、静岡労働局より、変形労働時間制を適正に設定できる「労働時間チェックカレンダー」が公開されました。  この「労働時間チェッ […]

注目の「過労死等ゼロ」緊急対策 その全体像と注目ポイント

 各マスコミで大きく取り上げられた厚生労働省の過重労働緊急対策ですが、早速、その資料が公開されました。その全体像は以下のようになっています。違法な長時間労働を許さない取組の強化(1)新ガイドラインによる労働時間の適正把握 […]

日本の労働生産性は製造業で米国の7割、サービス産業で5割

 働き方改革の中で、わが国の労働生産性の低さがよく指摘されます。そこで本日は日本生産性本部の「日米産業別労働生産性水準比較」の中から、産業別に見た日米の生産性の比較について取り上げたいと思います。なお、この調査は日本生産 […]

厚生労働省実施の「過重労働解消相談ダイヤル」 相談の27.9%は家族からの相談

 厚生労働省は、11月を「過重労働解消キャンペーン」月間とし、様々な対策を行っていますが、2016年11月6日には無料で相談できるフリーダイヤル「過重労働解消相談ダイヤル」を設置し、相談対応を実施しました。  今回の無料 […]

9割の労働組合が労使関係について「安定的」と認識

 厚生労働省は平成27年「労使間の交渉等に関する実態調査」の結果を公表しました。この調査の目的は労働組合と使用者間で行われる団体交渉、労働争議および労働協約の締結等の実態を明らかにすることで、民営事業所における労働組合員 […]

今回初めて作成・公開された「過労死等防止対策白書」

 先日、厚生労働省より「過労死等防止対策白書」が公表されました。これは平成26年に成立・施行された過労死等防止対策推進法第6条に基づき、国会に毎年報告を行うことになっているもので、今回初めて作成・公開された白書となります […]