労務管理・労働法

週労働時間60時間以上の雇用者を5%以下といった具体的数値目標が示された過労死防止対策大綱

 2015年4月21日のブログ記事「徐々に見えてきた過労死防止対策大綱案の内容」では、過労死防止対策大綱案の内容について取り上げました。この過労死防止対策大綱(以下、「大綱」という)が先週、閣議決定し、公表されました。こ […]

年々増加する働く人の職場の問題に関する悩み相談

 先日、日本産業カウンセラー協会(以下、「協会」という)は、2014年度の「働く人の悩みホットライン」の受付件数等の結果について発表しました。「働く人の悩みホットライン」は、協会が2004年9月1日から実施しているもので […]

厚生労働省 条件を入力すると労働紛争の解決内容・解決金額などを検索できるサイトを開設

 リーマンショック以降、個別労働紛争の発生件数は高止まりしていますが、一般の労働者にはどのような紛争解決手段があるのかがあまり知られていません。そこで厚生労働省では「個別労働関係紛争の解決状況」というサイトを立ち上げ、個 […]

クールビズ同様の力の入れ方が感じられる政府による「ゆう活」の推進

 クールビズのスタートから10年が経過した今年。政府は国民の働き方改革として「ゆう活」を強力に推進しようとしています。ゆう活とは、明るい時間が長い夏の間は、朝早くから働き始め、夕方には家族などと過ごせるように、夏の生活ス […]

5年連続で10%超の減少を続ける労働基準監督署への申告件数

 労働トラブルの件数は高止まりしているものの解決手段多様化等の影響もあってか、労働基準監督署への申告件数は減少が続いております。今回は東京労働局がまとめた管下18の労働基準監督署における平成26年の申告事案について取り上 […]

労働トラブル時の金銭解決 あっせんで解決することが金銭的負担を最小限にできることが判明

 先日、厚生労働省は「予見可能性の高い紛争解決システムの構築に関する調査結果」を公表しました。この調査は、「日本再興戦略」改訂2014(平成26年6月24日閣議決定)において、予見可能性の高い紛争解決システムの構築を図る […]

朝型勤務など国が求める夏の生活スタイル変革

 最近、「ゆう活」という言葉を耳にすることが増えてきました。厚生労働省は内閣総理大臣からの指示を受け、働き方改革の一環として、明るい時間が長い夏の間は、朝早くから働き始め、夕方には家族などと過ごせるように、夏の生活スタイ […]

厚生労働省の「労働法基礎知識ハンドブック」平成27年4月版に更新

 労働法に関する勉強をする機会というのは、学生時代には非常に少なく、いざ社会に出て働き始めてからも、なかなかその機会に恵まれないものです。労働トラブルの発生は、そのような環境に起因しているとよく指摘されます。その対策とい […]

月曜日からスタートした厚労省 ブラック企業対策のための企業名公表

 厚生労働省は、先日、いわゆる「ブラック企業」対策として、違法な長時間労働を繰り返している企業に対する指導・公表について、その方針を固めました。この方針は、先週金曜日に「平成27年度臨時全国労働局長会議」で示されたようで […]

厚生労働大臣 企業に朝型の「夏の生活スタイル変革」を要請

 長時間労働の削減などの働き方の見直しは、過重労働による健康障害の防止だけでなく、国民が安心して生活し、豊かさを感じるための大きなポイントとなっています。国は朝型の勤務の普及により、それを実現しようとする考えを持っており […]