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モデル労働条件通知書(平成22年4月1日改訂版)

モデル労働条件通知書(平成22年4月1日改訂版) 平成20年4月の改正パートタイム労働法に対応した労働条件通知書のサンプルを、平成22年4月1日の改正労働基準法施行に対応させた書式(画像はクリックして拡大)です。併せて、平成22年6月30日施行された改正育児・介護休業法により常時雇用労働者100人超の企業は、介護休暇が新設されたことからその項目も追加しています。


重要度:★★★★★
官公庁への届出:不要
法定保存期間:3年間(後々のトラブル発生を想定すれば、できるだけ長く保存することが望ましい)


[ダウンロード]
WORD
Word形式 shoshiki405.doc(45KB)
PDFPDF形式 shoshiki405.pdf(16KB)


[ワンポイントアドバイス]
 改正パートタイム労働法の改正後においては、労働条件通知書の見直しが求められており、本サンプルはこれに対応したものとなっています。具体的には、文書交付等による明示が必要となった昇給・退職手当・賞与の有無を含めた様式になっているほか、契約期間の定めがある場合の更新の有無などが記載される欄も加えられています。



関連blog記事
2010年7月14日「労働条件通知書(平成22年4月1日改訂版)」
https://roumu.com/archives/55402502.html


(福間みゆき)


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社内機密データをうっかり電車内に置き忘れたケース 46.2%が譴責処分

 企業の情報管理に関する重要性は年々高まっていますが、先日、財団法人労務行政研究所から「企業の情報管理に関するアンケート」の結果が発表されました。少し前の発表結果になりますが、今日はこのポイントについて取り上げておきましょう。


 ここ10年で情報機器は急速に発達し、インターネットや電子メールは業務上、欠かせないものとなっています。しかし、これらの普及により度々情報漏えいの問題が世間を賑わしています。各社では情報管理に関する様々な取組をしているようですが、発表資料によると、社内におけるインターネットや電子メールの私的利用について、「就業規則」「社内規則や規定」「マニュアル,マナー集」等で何らかの定めをしている企業が8割程度と大勢を占めています。このようにルールを策定した上で、利用の防止策について6割を超える企業で社員へ「呼び掛け」を行っています。さらには「モニタリング(監視)」56.8%、「問題のあるWEBサイトへのアクセスは、システム上行うことができない」58.3%と、各社員の意識を高めること以外にも実質的な対策を講じている企業が多いことがよく分かります。


 これらの対策を講じた上で、「許可を得て社内機密データを社外に持ち出し、うっかり電車内に置き忘れた」ケースで、46.2%が「譴責(始末書提出)」、13.1%が「減給」の処分を行うとしています。なお、以下のリンクにある調査結果では様々なケース別の処分の内容について取り上げられていますので、チェックしておくと良いでしょう。


 一旦、流出した情報を完全に回収することは極めて困難であり、事前対策は欠かせないものです。併せて、人為的なミスが発生しないように社員に継続的な意識付けは欠かすことができません。



参考リンク
財団法人労務行政研究所「企業の情報管理に関するアンケート」
https://www.rosei.or.jp/contents/detail/27390


(宮武貴美)

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中小企業雇用安定化奨励金 支給申請の手引き

lb05145タイトル:中小企業雇用安定化奨励金 支給申請の手引き
発行者:厚生労働省
発行時期:平成22年7月
ページ数:30ページ
概要:中小企業雇用安定化奨励金の概要及び支給申請の仕方について詳しく解説したリーフレット
Downloadはこちらから(624KB)
http://www.lcgjapan.com/pdf/lb05145.pdf 



関連blog記事
2010年7月2日「更に強化される雇用調整助成金に係る不正受給防止対策」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51754698.html

2010年6月1日「厚生労働省より各種助成金制度の最新版パンフレットのダウンロードが開始」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51743477.html

2010年5月24日「雇用調整助成金 口蹄疫被害拡大に伴う事業活動縮小にも適用拡大」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51740117.html
2010年5月12日「平成22年4月1日より拡充された中小企業雇用安定化奨励金
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51734750.html
2010年5月11日「パートタイマー均等待遇推進助成金から独立し創設された短時間正社員制度導入促進等助成金」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51734364.html
2010年5月7日「小規模事業所の育児短時間勤務者について100万円の助成金を支給」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51732638.html
2010年4月22日「長時間労働の改善を促進する「職場意識改善助成金」」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51725610.html
2010年4月22日「リーフレットバンク:職場意識改善助成金」
https://roumu.com/archives/50849330.html
2010年4月19日「4月より改正された中小企業定年引上げ等奨励金の概要」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51724065.html
2010年4月9日「4月より変更されている雇用調整助成金における教育訓練の申請方法」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51719472.html
2010年4月8日「平成22年4月より教育訓練の実施に係る取扱いを変更(雇用調整助成金)」
https://roumu.com/archives/50843410.html
2010年4月2日「4月より改廃・新設された高齢者雇用に関する助成金制度」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51716404.html

(福間みゆき)

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長沢有紀社労士セミナー「社労士で稼ぎたいなら「顧客のこころ」をつかみなさい」(大阪8/2・福岡9/13)受付中

長沢有紀社労士による事務所経営セミナー 日本人事労務コンサルタントグループ(LCG)では、4月に発売された最新著書「社労士で稼ぎたいなら「顧客のこころ」をつかみなさい」が大きな反響を呼んでいる社労士の長沢有紀さんを講師にお招きし、大阪と福岡でセミナーを開催することとなりました。講師はこれまで関東を中心にセミナーを行なっており、大阪・福岡のいずれも初めてのセミナー開催となりますので、多くのみなさまのご参加をお待ちしております。なお、福岡ではセミナー終了後、講師も参加する懇親会を開催しますので、懇親会にも是非ご参加下さい。なお、本セミナーはオープンセミナーですのでLCG会員以外のみなさまのご参加も歓迎しております。

[セミナー概要]
社労士で稼ぎたいなら「顧客のこころ」をつかみなさい
 ~安定した事務所経営を実現する士業の営業のやり方、考え方

講師:長沢社会保険労務士事務所代表・社会保険労務士 長沢有紀


 近年、士業を取り巻く環境、そして士業に対してお客様が求めるものは、どんどん厳しくなっています。今後景気がよくなったとしても、その傾向は変わらないでしょう。新規の契約を取ることも厳しければ、現状のお客様を維持するのでさえ大変な時代です。その時、「マーケテンィグ」の勉強に走る人が多いのですが、本来の意味での「成功」つまり「長期的に安定した事務所を作ること」を目指すには、少し遠回りかもしれませんが、「顧客のこころしっかりつかむ」営業やマーケティングが必要とされています。今回のセミナーでは、当たり前のようでなかなか気がつくことのできない、私の16年間の経験・・・20代から40代まで、そして女性としてのデメリットもメリットも経験をした中から編み出した「士業の成功法則」を軸とした士業のための営業のやり方、考え方をお話しさせていただきます。即効力のある話では決してありません。でも、これからの長い年月、そして士業サバイバルの時代を生き抜いていく中で、今回の内容がどれだけ大切で、決して欠かすことができないことなのか気付くことでしょう。


社労士で稼ぎたいなら「顧客のこころ」をつかみなさい[セミナーのポイント]
「士業サバイバル」に勝ち残る社労士の条件
顧客のこころをギュッとつかむ!会話術
顧客に選ばれる社労士になるための気遣い術
私が続けている営業法と、続けなかった営業法
自分のライフスタイルにあった事務所経営を目指そう
人として成長し続ければ、必ず成功できる


[講師からのみなさんへのメッセージ]
私のセミナーをお聞きいただくと、モチベーションがとてもあがります
私のセミナーの特徴は、話はヘタですが(笑)、笑いがあり、参加者の方が楽しそうに聞いてくださいます。眠そうな人を見たことがほとんどありません!(ごくまれにはいますが・・・)


「こうすれば○○円儲かる」「すぐにお客が○件獲得できる」という決定的なものはないかもしれません
 でも、それが本当の現実なのです。でも、たくさんのヒントとなる話はさせていただきます。たったひとつでいいので、「これをやってみよう!」「こうしてみよう!」というものを、見つけにきてください。「熱い思い」で帰ってください。


見栄とかヘンなプライドはまったくありません
 書籍の内容同様、隠し事など何一つしませんし、失敗談もたくさんお話させていただきますね。どんなことでも、たくさん質問してきてください。(そうでないと、私の話は生きてこないようですので・・・)


 当日はみなさんの質問に積極的にお答えしながら進めたいと思いますので、お申込みを頂く際には是非申込みフォームの「講師への質問」欄に質問をご記入下さい!会場でみなさんとお会いすることを楽しみにしています。


[開催概要]
大阪会場
平成22年8月2日(月)午前9時15分~午後0時15分 天満橋/エル・おおさか
福岡会場
平成22年9月13日(月)午後1時30分~午後4時30分 博多/福岡朝日ビル
※終了後には講師も参加する懇親会(午後5時より午後7時)を開催


[受講費用]
10,500円(税込)
※福岡会場の懇親会の実費は5,000円


[詳細および申込み]
 このセミナーの詳細およびお申込みは以下よりお願いします。なお、LCG会員のみなさんはMyKomonの会員専用申込みフォームよりお申込みをお願いします。
http://www.lcgjapan.com/sr/seminar/1008nagasawa.html


 

猛暑日が続きます!熱中症対策を徹底しましょう

職場における熱中症の予防について 梅雨明け以来、全国各地で急激に気温が上昇し、昨日は各地で35度を超える猛暑日となりました。東京では熱中症で病院に搬送された人数が昨日だけで19人に上るなど、本格的な熱中症対策が必要な時季に入りました。

 以下では熱中症の予防策と、発生時の救急措置のポイントについて解説します。また、厚生労働省よりパンフレット「職場における熱中症の予防について」が出されていますので、特に屋外作業にあたる現場管理職に配布するなどして、現場での指導を徹底することが求められます。
http://blog.livedoor.jp/leafletbank/archives/50507681.html



[予防策]
 そもそも熱中症とは、高温の環境で発生する障害の総称で、射病、熱けいれん、熱虚脱、熱ひはいに分けられますが、その基本的な対策としては以下のようなことに注意が必要です。
□日除けや風通しを良くするための設備を設置し、作業中は適宜散水する。
□水分・塩分補給を行い、また身体を適度に冷やすことのできる冷たいおしぼりなどの物品を用意する。
□日陰などの涼しい場所に休憩場所を確保する。
□十分な休憩時間や作業休止時間を確保する。
□作業服は吸湿性・通気性の良いものを着用する。
□健康診断や巡視などにより、作業者の健康状態を把握しておく。




[熱中症の初期症状の把握]
 以上のような予防策がまずは求められますが、その上で、熱中症の初期症状を早めに見極め、必要な応急措置を取ることが求められます。熱中症には以下のような初期症状が見られますので、まずはこうした症状が見られないか、注意しておくことが重要です。
□高い体温
□赤い・熱い・乾いた皮膚(全く汗をかかない、触ると熱い)
□ズキンズキンとする頭痛
□めまい、吐き気
□意識の障害(応答が奇妙である、呼びかけに反応がないなど)


[救急措置]
 実際に熱中症が発生してしまった際には、以下の手当を早急に行った上で、直ちに病院に連れて行き、医師の手当を受けることが必要です。
□涼しい場所で安静にする(安静中は1人にさせない)。
□水やスポーツドリンクなどを取らせる。
□体温が高いときは、裸体に近い状態にし、冷水をかけながら扇風機の風を当てるなどして、体温の低下を図る。


 また緊急時の備え、近くの病院や診療所の所在地や連絡先を把握し、緊急連絡網を作成して、関係者に知らせておくことも必要です。




関連blog記事
2009年7月28日「ネットで調べる熱中症予防情報」
https://roumu.com
/archives/51594355.html

2009年6月23日「職場における熱中症の予防について」
http://blog.livedoor.jp/leafletbank/archives/50507681.html
2009年6月3日「熱中症環境保健マニュアル(2008年6月改訂版)」
http://blog.livedoor.jp/leafletbank/archives/50499450.html
2009年6月2日「死を招く「熱中症」を防げ!!」
http://blog.livedoor.jp/leafletbank/archives/50499448.html


参考リンク
日本気象協会「熱中症予防情報」
http://www.n-tenki.jp/HeatDisorder/
Yahoo!「全国の熱中症指数」
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/expo/heatsyndrome/index.html


(大津章敬)



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中小企業雇用安定化奨励金(概要)

lb05144タイトル:中小企業雇用安定化奨励金(概要)
発行者:厚生労働省
発行時期:平成22年7月
ページ数:1ページ
概要:中小企業雇用安定化奨励金の概要をまとめたパンフレット
Downloadはこちらから(155KB)
http://www.lcgjapan.com/pdf/lb05144.pdf 



関連blog記事
2010年7月2日「更に強化される雇用調整助成金に係る不正受給防止対策」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51754698.html

2010年6月1日「厚生労働省より各種助成金制度の最新版パンフレットのダウンロードが開始」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51743477.html

2010年5月24日「雇用調整助成金 口蹄疫被害拡大に伴う事業活動縮小にも適用拡大」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51740117.html
2010年5月12日「平成22年4月1日より拡充された中小企業雇用安定化奨励金
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51734750.html
2010年5月11日「パートタイマー均等待遇推進助成金から独立し創設された短時間正社員制度導入促進等助成金」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51734364.html
2010年5月7日「小規模事業所の育児短時間勤務者について100万円の助成金を支給」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51732638.html
2010年4月22日「長時間労働の改善を促進する「職場意識改善助成金」」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51725610.html
2010年4月22日「リーフレットバンク:職場意識改善助成金」
https://roumu.com/archives/50849330.html
2010年4月19日「4月より改正された中小企業定年引上げ等奨励金の概要」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51724065.html
2010年4月9日「4月より変更されている雇用調整助成金における教育訓練の申請方法」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51719472.html
2010年4月8日「平成22年4月より教育訓練の実施に係る取扱いを変更(雇用調整助成金)」
https://roumu.com/archives/50843410.html
2010年4月2日「4月より改廃・新設された高齢者雇用に関する助成金制度」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51716404.html

(福間みゆき)

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最終的には残業時間の絶対数を短くしていかなければなりません

 2ヶ月以上に亘って行なってきた未払い残業代請求問題連載も今週で最終回。今週は全体のまとめということで、実質的な労働時間削減の必要性について解説する。



大熊社労士:
 このように未払い残業代請求問題について見て来ましたが、いかがでしたでしょうか?
服部社長服部社長:
 はい、当社ではかつて月間30時間での残業時間のカットを行なっていましたが、それは既に改善が済んでいます。しかし、それ以外にも管理監督者の問題や営業職の時間外手当の問題など、まだまだ対応をしなければいけない点がいくつもあると再認識をしたところです。
大熊社労士:
 そうですね。これまでお話したとおり、この問題に対応するためには形式的な労働時間制度の整備と実質的な労働時間の削減という2つの問題が存在します。前者は、所定労働時間や労働時間把握の仕組みの見直し、変形労働時間制、事業場外みなし労働時間制や裁量労働制などの採用、管理監督者の範囲の見直し、固定残業制の導入といった、これまでお話したような就業規則上の対策ですね。
宮田部長:
 はい、もう検討しなければならないことが山のようにあって混乱気味ですが、どのような点に問題があるのかは理解したつもりです。今後、継続的に相談に乗って下さいね。
大熊社労士:
 えぇ、もちろんです。以上が就業規則を中心とした形式的な環境整備ですが、未払い残業代請求問題に対応するためにはこれだけでは不十分です。当たり前のことですが、実際の労働時間を短縮し、時間外労働自体を実質的に減らしていかなければ本質的な問題解決とはなりません。
服部社長:
 そうですね。当社もこれまで週40時間制の導入など時短には取り組んできましたが、実質的に労働時間が減少しているかと言えば、十分とは言えないように思います。
大熊社労士大熊社労士:
 昔からわが国はホワイトカラーの生産性の低さが国際的にも指摘されていますが、やはり最終的には如何に生産性を向上させるかという話になるのでしょう。残業というと、社員の能力の不足や意識の欠如なども確かにその要因の一つにはなっていますが、そうした従業員側の問題だけで解消しようとしても限界があります。私もいろいろな企業で時間短縮のコンサルを行ってきましたが、いつも最終的には会社の仕組みに問題があることが多いと感じています。
宮田部長:
 会社の仕組みですか?
大熊社労士:
 はい、例えば営業が超短納期の仕事を受注してきて、製造現場が大混乱して残業が増加するということはよくあるのではないでしょうか?
宮田部長:
 はい、当社でもそれはありますね。営業にしてみれば「お客様の要望に応えて仕事を取ってくるのが営業の仕事だ」と考えているのでしょうけれども。
大熊社労士:
 そうですね。確かに企業である以上、お客様の要望にお応えするのはもっとも基本的な態度であるとは思いますが、「お客様第一主義」を履き違えると大変なことになります。本当の意味でお客様の要望に応えようとするのであれば安定的な商品・サービスの提供までをも考えておく必要があります。お客様の要望を錦の御旗として、お客様と納期等の交渉を行なわず、製造などの生産計画を乱すことを許していては、残業は増加する一方ですし、結果的には納期や品質面にも悪影響が出てくることでしょう。
服部社長:
 まったくもってその通りです。やはり全体の業務フローをチェックして、スループットを極大化するような取り組みが当社でも必要ではないかと思います。
大熊社労士:
 そのためには社長がイニシアティブを取って、全社の業務改善を進める姿勢を見せるべきだと思います。「当社は会社、社員、お客様の幸せのために、業務の生産性を高める必要がある。労働時間を減らしながら、品質と納期を高めていきたい。それを実現するために会社が支援すべきすることはきちんと支援するので、みんなでアイデアを出し合って行きたい」と、是非社員に対して宣言してあげて下さい。
宮田部長宮田部長:
 それはいいですね。実際に生産性を高めようとすると、営業から納品までのすべての業務プロセスを見直す必要があります。場合によってはこれまで行っていた仕事の一部を止めるであるとか、新しい設備を導入するということもあるでしょう。こうした判断は従業員ではできませんものね。やはり会社が不退転の決意を持って、仕事のやり方を変革していく必要がるのだと思います。
服部社長:
 そうだな。これまで当社は社員一人ひとりの能力や経験に依存していた部分もあるので、基本的な業務についてはマニュアル化なども必要かも知れない。いまから現状分析を行った上で、来期の経営計画には生産性向上の取り組みを盛り込んで、全社で推進していくことにしよう。
大熊社労士:
 それは素晴らしいですね。生産性を高め、労働時間を減少させていくにあたっては、社員のみなさん自身も意識改革が必要になります。これまで長年行なってきた仕事の進め方を見直さなければならない訳ですから。この意識改革は一筋縄ではいかないと思いますので、勉強会なども行ない、徐々に社長の決意を浸透させていくことにしましょう!
服部社長:
 分かりました。未払い残業代の対策としても進める必要はありますが、今回はそれに止まらず、当社の組織力の強化を目指して改革を進めたいと思います。大熊さん、今後も協力をよろしく頼みますよ。
大熊社労士:
 分かりました。喜んで!


>>>to be continued


[大熊社労士のワンポイントアドバイス]
大熊社労士のワンポイントアドバイス こんにちは、大熊です。5月にスタートした未払い残業代請求問題の連載ですが、これで完結させたいと思います。今回もこの問題の全体像を理解していただくことを目的に話を進めましたが、ご理解いただけましたでしょうか?未払い残業代請求問題は退職者などから請求を受けてからでは十分な対応を取ることは困難です。よって問題が顕在化する前に労働時間制度の見直しや実際の労働時間の削減などを進めておくことが重要になります。中長期的には労働人口の減少がわが国における人事労務管理の最大の課題になることは確実です。こうした環境変化に備え、いまの段階から生産性の高い業務の進め方を模索しておきたいものです。



愛知・岐阜・三重の9会場で未払い残業代請求問題の無料セミナーを開催!
 名南経営では、現在、愛知・岐阜・三重の各都市で未払い残業代請求問題の無料セミナーを開催しています。日程は以下のとおりですので、この機会に是非ご参加をお待ちしております。
(1)岡崎 5月25日(火)岡崎商工会議所[終了]
(2)半田 5月27日(木)半田商工会議所[終了]
(3)一宮 6月1日(火)一宮商工会議所[終了]
(4)豊橋 6月4日(金)豊橋市民センター[終了]
(5)豊田 6月10日(木)豊田産業文化センター[終了]
(6)多治見 6月11日(金)多治見市産業文化センター[終了]
(7)岐阜 6月15日(火)岐阜商工会議所[終了]
(8)津会場 6月17日(木)津商工会議所[終了]

(9)名古屋 6月22日(火)ウインクあいち[終了]
(10)名古屋 7月13日(火)ウインクあいち[終了]
(11)名古屋 9月2日(木)名南経営本館 ※再追加日程


※詳細および申込みは以下よりお願いします。
https://roumu.com/seminar/seminar_mibarai2.html



関連blog記事
2010年7月12日「固定残業給を採用するためにはいくつかの要件があります」
https://roumu.com/archives/65382007.html
2010年7月5日「研究開発職などには裁量労働時間制の採用も効果的です」
https://roumu.com/archives/65379207.html
2010年6月28日「労働時間制度が自社の現状と乖離し、無駄な残業代が発生していませんか?」
https://roumu.com/archives/65376461.html
2010年6月21日「営業職の残業代は今後、確実に大きな問題になるでしょう」
https://roumu.com/archives/65373519.html
2010年6月14日「管理職についても未払い残業代の問題は存在します」
https://roumu.com/archives/65370676.html
2010年6月7日「労働時間=労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間」
https://roumu.com/archives/65367720.html
2010年5月31日「労働時間集計の端数処理のミスで発生する未払い残業代」
https://roumu.com/archives/65363905.html
2010年5月24日「意外に多い「単価計算ミス」による未払い残業代の発生」
https://roumu.com/archives/65360658.html
2010年5月17日「未払い残業代請求問題というのはどのようなものですか?」
https://roumu.com/archives/65357072.html


(大津章敬)


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育児休業取得率 平成21年度女性は85.6% 男性は1.72%に

育児休業取得率 平成21年度女性は85.6% 男性は1.72%に 先日、厚生労働省より「平成21年度雇用均等基本調査結果概要」が発表されました。この調査は、男女の雇用均等問題に係る雇用管理の実態を把握することを目的として毎年実施されているもので、育児休業取得率や育児介護休業規定の整備状況等の調査結果をまとめたものです。今日はこの結果の内、育児休業の取得率について取り上げてみましょう。


 平成21年度の育児休業取得率は、女性労働者が85.6%、男性労働者が1.72%となりました。女性労働者の取得率については昨年度、90.6%という高い取得率が発表されましたが、今年度は調査開始以来初の減少となっており、平成19年度以下の取得率まで落ち込んでいます。一方で、男性労働者の取得率は0.49%上昇する結果となり、まだまだ取得率水準は低いものの、過去最高の取得率を更新しています。


 平成22年6月30日からは、改正育児・介護休業法が施行され、男性も育児休業を取得しやすい環境が整いました。来年の調査において、男性の育児休業取得率がどのようになるのか期待したいと思います。



関連blog記事
2010年7月日「[ワンポイント講座]パート従業員が育児休業を取得する際の注意点」
https://roumu.com
/archives/51756689.html
2010年5月6日「育児休業や介護休業をすることができる期間雇用者について」
http://blog.livedoor.jp/leafletbank/archives/50847741.html
2010年7月3日「男性従業員の積極的な育児への参加を支援する「イクメンプロジェクト」サイト」
https://roumu.com
/archives/51755969.html
2010年6月29日「明日より一般事業主行動計画の様式が変更となります」
https://roumu.com
/archives/51753965.html
2010年6月16日「[ワンポイント講座]育児休業中に会社が倒産した場合の育児休業給付金の取扱い」
https://roumu.com
/archives/51749289.html
2010年6月9日「[ワンポイト講座]労使協定により介護短時間勤務を拒むことのできる従業員の範囲」
https://roumu.com
/archives/51746076.html
2010年06月11日「連合から公開された改正育児・介護休業法対応チェックリスト」
https://roumu.com
/archives/51747438.html
2010年6月3日「改正育児・介護休業法施行に伴う育児休業給付(雇用保険)の変更」
https://roumu.com
/archives/51743969.html
2009年8月25日「育児休業取得率 女性は9割超えるも男性は依然として低水準」
https://roumu.com
/archives/51608873.html


参考リンク
厚生労働省「「平成21年度雇用均等基本調査」結果概要」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000civ3.html


(宮武貴美)

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老齢年金の裁定請求手続きをされるみなさまへ~老齢年金請求時に必要な書類と書き方

lb08064タイトル:老齢年金の裁定請求手続きをされるみなさまへ~老齢年金請求時に必要な書類と書き方
発行者:日本年金機構
発行時期:平成22年4月
ページ数:6ページ
概要:老齢年金の裁定請求手続きをされる方に対して老齢年金請求時に必要な書類と書き方についてわかりやすく解説したパンフレット
Downloadはこちらから(4.87MB)
http://www.lcgjapan.com/pdf/lb080643.pdf



関連blog記事
2010年3月6日「海外派遣者の社保取扱い(2)社会保障協定とは」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51702751.html
2010年2月27日「海外派遣者の社保取扱い(1)健康保険・厚生年金保険の適用」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51701697.html
2009年7月25日「今年6月にチェコ共和国との社会保障協定が発効」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51593122.html
2007年12月3日「カナダとの社会保障協定 平成20年3月より発効」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/51184510.html

参考リンク
日本年金機構
http://www.nenkin.go.jp/index.html  

(福間みゆき)

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未払い残業代請求問題対策セミナー 名古屋追加講演の模様が中部経済新聞に掲載

未払い残業代請求問題対策セミナー 5月以降、愛知・岐阜・三重の全9都市で開催しております無料セミナー「急増が予想される未払残業代請求から会社を守る具体的ポイント」ですが、先日7月13日に名古屋で開催したセミナーの模様が中部経済新聞に掲載されました。当日は約50名の企業経営者、人事総務担当者のみなさんにご参加いただきましたが、このセミナーは非常にご好評をいただいていることから、9月2日(木)に名古屋の名南経営本館研修室において再追加日程を設定しております。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。



 最近、電車内やテレビなどにおいて、弁護士や司法書士による貸金業に対する過払い金請求の広告を頻繁に見かけますが、この問題もそろそろ終盤戦を迎えており、今後彼らが狙うのは、企業に対する未払残業代請求といわれています。こうした請求は、単純に時間外労働に対する賃金をカットしているようなケースだけではなく、最近は残業単価の計算方法の瑕疵を指摘されたり、管理職や営業社員についての労働時間管理が違法であるとしてその残業代を請求されるケースが急増しており、結果として数千万円にも上る精算金を支払わざるを得なくなった企業も少なくありません。このセミナーでは、こうした問題に備えるために、企業の労働時間管理の盲点や対策について、多数の事例を交えながらお話しさせて頂きます。
※5月20日にウインクあいちで開催するセミナー「激増が予想される未払い残業代請求から会社を守る労働時間のリスク管理」と比較すると、問題提起・課題の把握を中心とした比較的基本的・全体的な内容のセミナーとなります。



[セミナーのポイント]
□自社の未払い残業代請求のリスクをチェックリストで確認!
□「管理職・営業職だから残業代は不要」は大間違い!
□未払い残業代請求に備えて企業が取るべき労務管理のポイント
□会社を守る就業規則・賃金規程の具体的な改定ポイント など


[セミナー開催概要]
2010年9月2日(木)名南経営本館[再追加日程]
開催時間:全会場とも午後2時~午後4時
講 師:名南社会保険労務士法人 特定社会保険労務士 小山邦彦
受講料:無料
対 象:企業の経営者および人事労務担当のみなさま
※今回は一般企業向けのセミナーですので、社会保険労務士など専門家のみなさまの参加はご遠慮下さい。


[詳細および申込み]
 本セミナーの詳細およびお申込みは以下よりお願いします。
https://roumu.com/seminar/seminar_mibarai2.html



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2010年7月1日「無料セミナー「経営者・総務担当者のための人事労務基本講座」8月コース[人材採用]受付開始」
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2010年6月27日「東京での大反響を受け、香取貴信氏×吉田典史氏セミナー 大阪会場受付開始」
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2010年6月11日「8月6日開催 楠田丘特別ゼミ【第2講】実力主義、加点主義による人材活用がこれからのカギ(東京)受付中」
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2010年6月7日「社労士向けホームページセミナー 7月~9月開催の全国9会場受付中」
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2010年5月31日「LCG設立一周年記念講演会 高橋俊介教授「人の育つ組織を作るリーダーシップ」会員先行受付開始」
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2010年5月26日「香取貴信セミナー 東京会場第2弾を2011年1月28日に開催決定」
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2010年5月20日「LCG医業福祉部会主催セミナー「病院医師職・看護職の人事制度構築と労務管理実践ポイント」受付開始」
http://blog.livedoor.jp/lcgjapan/archives/3173034.html
2010年5月10日「長沢有紀社労士セミナー「社労士で稼ぎたいなら「顧客のこころ」をつかみなさい」(大阪・福岡)受付開始」
http://blog.livedoor.jp/lcgjapan/archives/3102626.html
2010年3月11日「【速報】楠田丘特別ゼミナール2010 10月22日に大阪での出張講義開催決定!」
http://blog.livedoor.jp/lcgjapan/archives/2856967.html



(大津章敬)


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